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トピックス 2004年4月 その4

4月その3<>4月その5

駅員のいない高島駅をウオッチング

4月9日(金)、JR高島駅(山陽線)がダイヤ改正に伴って、午後9時20分から朝の7時まで、無人になってしまいました。1日の乗降客約7000人ある駅です。周辺は高島市営住宅など住宅が密集している地域でもあります。

「高島駅をよくする準備会」では駅員のいない駅の様子をウォッチングしました。写真は、車イスを使っている人が乗り降りするスロープの前です。スロープの前にあるインターホンを押して、駅員を呼び、ホームへ入る柵の鍵を開けるしくみになっているのですが、駅員がいないので、インターホンを押してもだれも来ないので、スロープを使ってホームに行くことができません。車イスを使っている人は一人では電車に乗ることが出来ないということがわかりました。改札口には券売機や自動販売機、現金を入れる箱を設置していますが、車イスの方の対策は全くないということもわかりました。

9時30分から10時すぎまでの間に岡山駅から2本電車が到着しました。仕事帰りの人がどっと降りてきました。定期の方が多いのでしょう。皆さんそのまま改札口を通りすぎていきました。この時間は人の出入りの多い時間であるということがわかりました。駅に隣接している駐輪場では、料金所にひとり係りの方がおられました。駐輪場では最終電車までいることになっているそうです。駅員がいない時間は少々不安だと言われていました。

高島駅が無人になるということで、JR西日本岡山支社に申し入れにいきました。JR側は、「民間会社なんだから、利潤がでなければどうしようもない」ということばを繰り返すだけでした。しかし、公共性もある程度認めるので、地域の方との協議をすることの必要性は認めるということでした。道路がそうであるように、山陽線は地域の生活や経済に大いに影響を与えている公共性の高い交通機関だと思います。ローカルな所がどんどん切り捨てられることには納得のいかないものがあります。

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夜のウオッチングの前に朝、車イスを利用している方と一緒に高島駅から岡山駅行きの電車にのりました。スロープの上がり口についているインターホンを押すと駅員が来てホームに入る柵の鍵を開けてくれました。下りの電車に乗るにはホームを変えなくてはいけません。東岡山駅に電話をして、2人東岡山駅から電車で来て4人で階段を運んで、下りの電車に乗りました。2人の方は次に来た上りの電車で東岡山駅に帰りました。

東京駅の新幹線ホームから中央線に乗り換える場面です。階段に取り付けているので、駅員が一人で乗り換えの手伝いをすることができます。

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  いなば泰子
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