2005-06-17 Fri. その後卵の数の確認に何度も出向いたが数に変化は無かった。この 様子では（産卵日に大きな差があると孵化の時期も同様に差が出る事 になるため）数が今後増える事はないだろう。 コチドリの雌雄の区別は余り簡単ではない、抱卵を交代した時に２羽を 画像に記録した。  Fri. Jun.17'05 08:09:35 Canon EOS10D/EF200mmF2.8 ISO 200 by Remote cont' こちらの個体の特徴は首の黒いリングの幅が狭いことだ。眉斑も２羽 で異なっている。  Fri. Jun.17'05 08:18:28 Canon EOS10D/EF200mmF2.8 ISO 200 by Remote cont' ちょっとうつむいた状態なので首の黒いリングは広く見えないが、頭を上 げると下の画像 #2242-05 の様に幅広いリングが確認できる。 _  Fri. Jun.17'05 08:18:19 Canon EOS10D/EF200mmF2.8 ISO 200 by Remote cont' _ 2005-06-19 Sun. 地上で子育てをする多くの野鳥は擬傷行為の習性を持つと言われてい る。コチドリの場合この習性は、ヒナを守るだけでなく、抱卵する相手を守る 時にも行われる様だ。  Sat. Jun.18'05 08:18:06 Canon EOS10D/EF300mmF4+1.4x ISO 400 巣に 20〜30m 程度まで接近すると、抱卵していない一羽が数mまで 近づき地上に座り込む。 『巣の場所はここで、私は今抱卵中ですよ。』 と注意を引いている様にも思える。  Sat. Jun.18'05 08:18:16 Canon EOS10D/EF300mmF4+1.4x ISO 400 当方が動かず留まっていると、今度は翼をバタ・・、バタ・・と羽ばたき 注意を促す。 深い意味は無いのだろうが、バタバタではなく、間欠的にバタ・・、バ タ・・と羽ばたいている。過去の個人的観察例では、バタバタ、バタバ タも見られた。参考画像 ⇒⇒ 2005-06-22 Wed.  Wed. Jun.22'05 16:29:43 Canon EOS10D/EF00mmF2.8 ISO 200 by Remote cont' 巣の中に一個の卵を見つけてから10日目の抱卵の様子だ。このページ のトップの画像 #2235-05 と似た様な状況だが、付近の雑草が大きく伸 びている事がわかる。2002年の観察例では24日目がハッチングデイだっ た事から今回の場合、７月の３〜４日が『その日』になりそうだ。 _ 2005-07-03 Sun. 巣の中に一個の卵を見つけてから21日目の今朝、１個の卵の表面に 小さなひび割れが見つかった。  Sun. Jul.03'05 06:07:44 Canon EOS10D/EF200mmF2.8 ISO 200 過去の観察例から予測すると、明後日あたりが『その日』になりそうだ。 その後２時間ほど [ キジ ] の観察を行い、帰宅前に再度チェックしたと ころ、ひび割れ部は（親鳥が卵を彼らの本能で適切に転がしているため） 見えない位置になっていた。
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