2003-06-17 Tue. 今日も雨は続くが昨日ほど激しくはない。気になる彼ら（と卵）の観察に出向 いた。 まず卵の様子を見ていただこう。12:20 の時点の画像だ。  Tue. Jun.17'03 12:20:23 Olympus C-2500L 半分泥と水に埋もれていた卵は掘り出され小石の巣床に並んでいる。 この作業は無論２羽の親鳥が行ったのだろう。  参考のため、下に先日の雨の中の悲惨な状態の画像も載せておく。  Tue. Jun.17'03 13:06:44 Canon EOS D30 / EF 300 F4.0 ISO 400 親鳥がやって来た。まだ卵の向きが気に入らないらしい。彼らの卵の移動 方法だが、脚部を ( 卵が外へ転がり出ないようにガイドとして ) 使い、クチ バシで手前側に引きこむ様にして卵を移している。 以前は手前の丸い小石で卵が見えなかったのだが、巣床を高くしたのだろ うか？、以前と同じ三脚の高さでも卵を間単に見ることができる。  Tue. Jun.17'03 13:40:41 Canon EOS D30 / EF 300 F4.0 ISO 400 ふと気付くとキジ♀が畦道に顔を出していた。いつもは♂と一緒なのだが キジの場合、巣作り抱卵は♀だけで行うそうだ。それらの準備のため♂と 離れたのだろうか。 キジに関しての観察報告⇒⇒  Tue. Jun.17'03 13:44:48 Canon EOS D30 / EF 300 F4.0 ISO 400 また雨が振りだした。翼を大きく広げいつもの抱卵が始まる。 野鳥を観察していると 意外な発見があるものだ。 誰もが聞きほれるきれいな鳴き声でもない、珍鳥と言われるほど数が少な いわけでもない、無論容姿はきれいとは言えない・・。そんな鳥でも観察し ていると、クスリと笑いたい様な場面もあるのだ。 抱卵の交代はお互い鳴き声で連絡するのだが・・・・・。この場所から遠く離 れたある農家の方が使用している軽トラックがバックをするときのブザー音 が、なぜか今回観察のコチドリには交代の呼びかけの鳴き声に聞こえるら しいのだ。 Beep Beep Beep といった単純な音なのだが、遠くから風に乗って聞こえてくる この音は、聞き様によっては、ピォ・ピォ・ビーと ( 私には聞こえる ） 彼らの 鳴き声と似ている様には思えないのだが・・・・。 他のトラックなどの音には無関心だが、このトラックの場合のみ、交代のパー トナーがやって来たと(巣の中で退屈していた彼 or 彼女は）はしゃぎ出す のだ。 vvv
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