コチドリの観察報告 No.15
孵化のための秘密兵器?
Rev.
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Original : Thu.Jul.03'03
Updated : Mon.Mar.29'04
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2003-07-03 Thu.
鳥類、爬虫類、昆虫など卵から孵化する生物は、卵の殻を内部から割る
時に、この作業を補助するための卵歯と呼ばれる特殊な道具を持つそうだ。

クチバシだと思った”もの”卵歯だったのだ。
Thu. Jul. 3'03 06:00:03 Olympus C-2500L
私が割れた卵の中に見た、動いている先端が白いクチバシだと思った”もの”
は本来のクチバシの先端についている卵歯だったのだ。

今回の観察で巣に接近して撮影することは彼らにストレスを加えるため、
巣から数メーターの位置にカメラをセットしてリモート / インターバル撮影を
行った。ファインダーを直接覗いて撮影するわけではないので動き回る対象物に
は不適だが、巣の観察の様な定点撮影ではそれなりの効果が得られるのだ。
一回の観察で数百枚の画像が得られるため(すべてをチェックするのは大変な
ので)重要と思われる画像を流し見した後は破棄しているのだが、これらの画
像を洗いなおして見た。

クチバシの先端に見える白い”もの”
これが卵歯だと思われる。
Thu. Jul. 3'03 07:43:15  Canon EOS D30 / EF 300mm  ISO 400 +1
『ちびくん』のクチバシの先端に見える白い”もの”これが卵歯だと思われる。

上くちばし先端の卵歯が確認できる。
Thu. Jul. 3'03 07:46:45  Canon EOS D30 / EF 300mm  ISO 400 +1
画像 # 1522-6 から 3分後の定点撮影の拡大画像だが、上くちばし先端の
卵歯がより明確に確認できる。
残念だがこの後雨が降り出したため撮影を中止したので、卵歯が剥がれた
時間は特定できていない。
午後の観察ではすでに卵歯は剥がれた状態で付近を走りまわっていた。

蛇足だが、
今回マクロ(接写)撮影は先日中古で ( \10,000.- ) で入手したカメラを使用
した。 ( Olympus C-2500L ) 各頁の卵やヒナのクローズアップ画像は主に
このカメラで撮影したが、最新のカメラと同等の働きをしてくれた。
1999 年発売の製品だが、基本設計が素直な製品は簡単には時代に取り残
されないものだとしみじみ感じさせられた。




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