僧ヶ岳

(1855.4M)

梅雨明けの晴天、車の中も暑かっ

日程

六治古の公演が九月に決まった。八月に登山をするのは自粛して、練習に当てねばなるまい。その分、七月は精一杯山に登ろうと決めた。月末の白馬岳に備えるためにもそこそこの山に登っておく必要がある。僧ヶ岳に登るのは五年ぶりだ。

山行記録

7月8日

自宅(09:00)第二登山口(10:30)=第三登山口(11:10)=小杉谷林道分岐(12:50)=僧ヶ岳(13:30)=第二登山口(16:10)自宅(18:30)

自宅で朝食を食べ、ゆっくり出発する。前回登ったときは往復5時間ぐらいだったので十分往復出来るとの判断だ。宇奈月温泉から平和の像を横に見ながら林道を進む。前に駐車場で苦労したので、初めから第二登山口に車を停める。この時期この天気ならさぞ混んでいるに違いないが、ここにはもう一台停まっているきりだ。車の中が暑かったので、1.4Lの水筒の水が出発前から半分を切っている。

                
左:第二登山口
右:僧ヶ岳への最後の登り(山頂はまだ向こう側)

第二登山口からの道はあまり歩かれていないせいか苔が青く石に付いていて滑りやすい。慎重に足を運んだ。プレハブ小屋の後ろから駐車場に出ると、すぐに第三登山口だ。登り口のハシゴの前で昼食をとる。駐車場から先の林道は重機でふさがれているのでここの駐車場は予想通り一杯で林道にも先が見えないほど車が駐車している。食べ終わると水はもう一口しか残らなかった。ハシゴを登り、時々展望の開ける尾根道をひたすら登ると分岐点に到着。ここで5分ほど休憩している間にも15人ぐらいの人がすれ違ってゆく。


僧ヶ岳の山頂

だんだんガスが出てきた。いつもならがっかりするところなのだが、水不足なのでもっけの幸いである。すでに水筒は空になってしまっている。仏ヶ平に入るとお花畑になっていた。一週間後くらいが最盛期か。30人くらいの人が思い思いの格好で休んでいて広場が埋まっている。今日は猿に会えないな、とか思いながら人の間を縫い、一登りで山頂に達した。山頂からはもちろん何の景色も望めない。写真を撮ってもらい、休憩していると寒くなってきたので往路を下山することにした。車に戻ると手と舌先がもう痺れている。すぐにコンビニまで水分補給に向かわなければならなかった。

余談

これまでさほど問題になったことはなかったけど、暑い日は車の中にいてもかなり消耗することが分かった。ガスが出てこなければ水をもらわなければならなかったに違いない。低山といえども早出早着は重要だと感じた。

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