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市議会報告
 

平成18年度当初予算
事業の見直しを行い、効果的な施策推進のための予算


     総額1,518億6,156万円を可決

市議会報告
 市民生活に直結する一般会計は745億5,000万円(前年比100%)となりました。  税制改正や景気の回復により市税収入は増加しますが、三位一体改革等の影響により普通地方交付税が見込めないことから、茨木市として自由に使える一般財源が減収となる見込みです。
指定管理者制度を導入し経費を削減
 限られた財源の中で、時代の変化に対応した施策に的確に取り組むため、内部管理経費や事務事業の見直し、指定管理者制度の導入により経費の削減に努めました。
 節減や見直しにより生み出した財源を、「安全安心な街づくりの推進」「子育て支援施策の充実」「環境問題への対応」などの緊急度合いの高い施策、時代の変化に対応した施策に重点的且つ効率的に予算配分しました。
平成18年度茨木市予算総額
  予算 前年比
総  額 151,861百万 102%
一般会計予算 74,550百万 100%



国民健康保険事業会計 22,682百万 104%
老人保健医療事業会計 18,417百万 104%
介護保険事業会計 9,494百万 107%
公共下水道事業会計 9,845百万 101%
財産区会計 6,202百万  99%
水道事業会計 10,670百万 102%

平成18年度一般会計予算の歳出額
  百万 用途
民生費 26,520 35.6 高齢者・児童福祉、生活保護や医療助成等の事業
土木費 12,440 16.7 区画・公園整備、道路交通対策などの事業
教育費 11,110 14.9 幼稚園・学校・公民館・図書館・生涯学習等の事業
総務費 6,920 9.3 職員の人事管理や税務などの市民活動推進の事業
衛生費 6,620 8.9 ごみ処理や資源リサイクル、保健サービスの事業
公債費 5,910 7.9 市債発行の元利、利子の支払い
消防費 2,870 3.8 消防に関する事業費
その他 2,160 2.9 その他事業費
合計 74,550 100  
6月議会の主な審議議案
  • 人権擁護委員推薦についての諮問
  • 茨木市市税条例の一部改正について
  • 茨木市駐車場条例の一部改正について
  • 工事請負契約締結について(茨木鮎川線道路新設工事第5工区)
  • 平成18年度大阪府茨木市公共下水道特別会計補正予算
  • 平成18年度大阪府茨木市水道事業会計補正予算
  • 市長の専決処分事項の指定に係る報告についてなど
緊急性の高い、重点項目についての一般質問を実施
I 「行財政改革指針」について
 厳しい財政状況の中、地方分権時代にふさわしい特色ある事業実施のためには財源確保が重要な課題であり、積極的な取組みを要望した。
  • 諮問会議、パブリックコメント実施など市民参画の成果確認
  • 推進プランの進行管理と行政評価導入を提案
  • 幹部職員で構成する推進委員会の役割と前向きな取組みを要望

II 「人材育成基本方針」について
 平成17年度の人事院勧告では、勤務実績の給与への反映、勤務成績に基づく昇給制度の導入、勤勉手当への実績反映拡大などが示されました。要は、職務給を見直し実績給や成果に基づくボーナスへの移行を国が方針として打ち出したもので、茨木市の対応を確認しました。
  • 現在運用している勤務評定制度の実態と課題を確認
  • 具体的な目標設定、目標管理、評価者訓練に対する見解を求めた
  • 職員のやる気向上のため、総合職・専門職のコース別人事制度の導入を提案

III 「障害者自立支援法」について
 10月からのサービス開始に向け、障害程度区分調査を進めている最中であること。また、10月から茨木市の責任で対応しなければならない「地域生活支援事業」について確認と要望を行った。
  • 視覚障害者・聴覚障害者に配慮した調査実施を要望(点字資料・手話通訳)
  • 精神障害者の認定調査は状態の悪い時を考慮し特記事項に配慮を
  • 地域生活支援事業は当事者にとっては受益でなく生活に必要な最低限のもの




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