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雑感
平成21年12月
T 政権交代はあくまで手段

8月30日に実施された総選挙で、民主党が歴史的な勝利(480議席中308議席を獲得)を収め、政権交代を実現しました。
地元、大阪9区で当選を果たした「大谷信盛」さんは、環境大臣政務官に就任され内閣の一員として国会対応に活躍されています。
先日まで、事業仕訳が連日テレビ、新聞で報道されましたが、皆さんはこの事業仕訳を見られてどのような感想を持たれたでしょうか。
「上から目線で圧力的」「削減を前提とした仕分け」「未来の芽を摘んでしまう」「限りある財源の有効活用で仕方ない」「密室で決定されていた予算が公開された」
等様々なご意見をいただいています。
今まで、予算策定段階にまで踏み込み、その内容が開示されることはありませんでした。限りある財源を、どの社会課題に。どの程度使うのか。経営感覚が問われる新年度の予算編成です。政権交代はあくまで手段であり、最終の目的は国民の暮らしを豊かにすることにあります。皆様にお示しした「マニフェストの実現」に向けて国と地方が更に連携を強化し取り組みを進めて参ります。
茨木では、国の方針を受けローカルマニフェストの作成作業に入りました。「大規模プロジェクト」「福祉・医療」「教育・子育て」「産業振興」「環境」「協働の街づくり」の6テーマで地域課題を論議し2010年春の完成を目指して取り組んでいます。

街頭演説
U 「行財政改革」の先に見えるものは

市議会報告でお知らせしたように、茨木市の財政環境は非常に厳しくなっています。
2008年の決算では、全会計黒字決算となったものの市税収入は457億円と計画から16億円のマイナスとなり、2009年度は更にマイナスの439億円の計画となっています。個人住民税は前年度所得に課税される地方税であり、デフレの進行による個人所得の低迷が市税収入の減少に直結してきます。
茨木市では、本年度・職員の人件費削減・議員手当や政務調査費の削減・公民館講座の有料化・駐車場の有料化・祝金や福祉金の削減・団体補助金の削減などに取り組み、そこから生まれる貴重な財源を学校施設の耐震化・防災への対応・学校教育の充実・子育て支援策・新型インフルエンザ対策などに充当しています。
私は、茨木市の財政は各家庭のやりくりと同じであると考えています。
収入が減れば支出を減らす。節約する。欲しいものも我慢する。大切なものに限って支出をする。家庭の中で当たり前に行っていることを、市役所の中でも当たり前に行いたい。今が改革のチャンス。お金がない時にこそ、改革が進むと考えています。
知恵を出し、汗をかき改革の先に豊かな茨木市の未来が見える。笑顔で幸せに暮らせる。そんな街づくりに夢を持って取り組みます。

街頭演説

街頭演説

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