雑感

平成22年12月

○立命館大学茨木キャンパス決定


共同記者会見
サッポロ工場跡地

JR茨木駅南に位置する岩倉町のサッポロビール大阪工場跡地(約12.1ha)利用について、多くの市民の皆様からお問い合わせをいただいておりました。
11月16日、この場所にキャンパス開設を計画している立命館大学の川口学長が、茨木市役所を訪れ、サッポロビールと土地の売買契約が完了したことを野村市長に報告いただきました。立命館大学によると、約18,000人の学生が学ぶ京都市衣笠キャンパス(約12.6ha)が手狭になったことなどから、琵琶湖・草津キャンパスを含めた学部を分散し、教育環境を整える方針。
茨木キャンパスは2015年4月のオープン予定で、移転する学部は現在検討中とのことであるが、広さから約10,000人の学生数を想定している。
茨木市は、12haのうち3haを大学から買い取り、キャンパスと一体化した災害時に避難所となる防災公園や大学と連携した市民開放施設整備を検討しています。
11月16日に実施した記者会見で川口学長は「関西の中心に近い茨木市にキャンパスを開設することでビジネス、行政と連携した教育、研究が可能になる。社会人が大学で学べる条件も整う」と述べ、野村市長は「地域の活性化と茨木市のイメージアップにつなげたい」と話されました。
茨木市の未来に希望が持てる明るい話題であり今後、防災公園や市民開放施設の整備、周辺道路の整備についての具体的な議論と大学教授と連携した茨木市の独自施策の立案や大学生と連携した活力ある街づくりの実現を目指して前向きに取り組みを進めて参ります。