Royal Worcester/ハンドペイント・シンブル 1

250年以上の歴史を持ち、イギリスを代表する陶磁器メーカーのRoyal Worceterは、シンブルの生産でも100年以上の歴史があり、特に初期(19世紀後半〜20世紀前半)のハンドペイント(手書き)・シンブルは大変希少でコレクターの間で高値で取引されています。 陶磁器シンブルのコレクションは欧米では1970年代から80年代にかけて盛んになり、大量に同一のデザインのシンブルを生産する必要からRoyal Worceter でも1974年にデカール(転写紙)・シンブルの生産をスタートしました。その後もハンドペイント・シンブルの生産は続けられましたが、1985年にその生産が打ち切られました。

Royal Worceterのハンドペイント・シンブルはごく初期のものを除き、表側に鳥、花、果物などの絵柄が、裏側にペインターのサインが描かれています。ここにご紹介したシンブルはRoyal Worceterのハンドペイント・シンブルとしては最後の時期(1970年代から80年代)に作られたものですが、伝統的な絵柄が繊細に描かれており、また同じモチーフでもペインターによって微妙に絵柄が異なるなど、ハンドペイントの味わいがうかがえます。なお、これらのシンブルのペインターは全て女性ですが、同じペインターでも結婚で姓が変わる場合もあります(初期には男性のペインターが多かったようですが、後期になるほど女性が多く占めるようになったようです。また、Royal WorceterのHPでは、一人前のペインターになるのに7年間のトレーニングが必要とのことで、なかなか過酷な作業のようです)。

Royal Worceterのハンドペイント・シンブルは、海外では最も重要なコレクション・アイテムのひとつと考えられています。不思議なことに日本ではあまり高い評価は得られていないようですが、Royal Worceterの伝統と格式を凝縮したハンドペイント・シンブルは陶磁器シンブルのコレクションには欠くことのできないもので、Royal Worceterがハンドペイント・シンブルの生産を中止してからすでに20年以上が経過しており、今後更に評価が高まるものと思われます。

Item#:FH-001
Price:\4,500

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Item#:FH-003
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Price:\6,500

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