山岳巡礼 hkk-1534 ≪山岳巡礼≫のトップへ戻る
(稲村)城山(348m)
富山 |
2016.07.30 |
単独 | 三角点なし | |||||
コース | 駐車場所(8.20)---山頂(9.05-9.10))---駐車場所(10.10) | |||||||
1週間ほど前、富山県上市町の山を何座か登った折、「稲村城山」も登る計画だった。上市町には「城」のつく山が3座ある。千石城山、城ノ平山と今回登った稲村城山だ。ところが前回稲村城山の登山口がわからず目的を果たせなかった。
今回も登山口が不明のままブランに組み入れてきた。高低差は100~150mほど、道さえあればお散歩の山だ。国地院地形図を眺め、東側からの入山を計画。城山の真北あたりの路肩に駐車、そして道路と右手城山との間は深い谷。 渓谷の谷底を見ながら、かなり勾配のある車道を上って行く。なかなか城山へとりつけそうなところない。やがて車道は渓谷をまたぎ、その先に1軒の民家、こんなところにどうしてポツンと一軒だけ?敷地の続きに墓地らしい石塔が4基。運よく主人しらい人の顔、早速尋ねる。「以前は頂上への道も手入れしていたが今は放置している、わからないと思うよ、歩くのは大変じゃないか・・・以前はこのあたりから登ったがな~」と指し示す付近は藪同然、林の中へ進入。どう間違えても標高348mの山、遭難なんかありえない里山。 ところどころ古い赤テープが見えたり、山道の形跡が残ったりしている。藪漕ぎというほどひどいものではない。やがて尾根状となって向きが変わる。帰りに迷いそうなところだ。普段は赤テープを携帯しているが、こんな小さな山でザックも不要、持ったのはカメラのみ。目印に木の枝などを並べてこの場所をわかるよう細工した。
あとは感と薄い形跡を頼りに上を目指すとひょっこりとピーク。それでも時間は45 分もかかっていた。
このあとの下山が結構大変だった。 眼下に河原が見える・・・ということはその続きが上市ダム湖。このまま降りて行くとダム湖、そんなことになったらお手上げ、まさか泳ぐわけにもいかない。方向を誤ったことを認識。つまり山頂から東へ向かって降りるべきところを、南へ向かってしまったらしい。そのために目印を残したのに。急な斜面を北東に向きを変えながら慎重に進み、ダム湖畔の車道終点あたりへ降りることができた。 一軒家から30分余あれば往復できると思ったのは甘かった。往復1時間50分要してしまった。 |