議員インターンシップ参加者の感想

最終報告書

友次みちのり議員インターン
立命館大学 法学部 2回生 安藤 律子

就職活動まで1年をきり、今まで自分がこの大学生活で何をしてきたのだろう?と考えた時に沢山の事にチャレンジしてきたが、一つ一つの活動を深めることができていなかったのではないかと振り返り、焦りを感じました。この春休みを活かして、何かに全力で打ち込みたい。だけどあまり他の人はやらない珍しいことをやりたいと思って選んだのがこのインターンシップでした。

この2カ月は本当にあっという間でした。特別な用事がない限りは私を含めインターン生5人ほぼ毎日参加し、政策研究・塾活動・街頭演説など無駄な日は一日もなかったと感じています。友次議員は私達にいつも本気で話しかけて下さったり、本気で怒って下さったり、大変忙しい中でも私達との時間を沢山とって頂いて、いきなり会った学生達の事をこんなに真剣に考えてくださる大人は本当に珍しいですし、感謝してもしきれません。

また、毎日沢山の「何故」を問いかけて下さいました。そのなぜは日頃私が当たり前だと思っていることを掘り下げられるのです。基本的な事なのに応えられないもどかしさ、自分がどれだけ2年間の大学生活を中途半端に終えてしまっているかを痛感する度にとっても心が苦しかったです。なぜ大学に行っているのか、何故就職活動するのか、なぜ人は働くのか。私が思っていた考えと社会が学生に求めている事にはかなりのギャップがるということに気付けました。本質を常に求め続けることで、自分の価値観がいつの間にか形成され、目標に向かって全力で努力することができる。そのことに気付いた時は、とてもショックでしたが、今この時期に気付けたことは幸せですし、気づきの場を提供して下さった友次議員に感謝しています。

また、街頭演説は本当に大変でした。自分の思いを相手に伝えるためにはどうすればよいのか本当に考えさせられました。自分の中で満足するだけでは全く伝わらないことを学び、自分以外の人のいいところを分析して、どうしたら自分にその能力を採りいれることができるのか真剣に考えられました。何よりも演説が終わった後にやった他己分析で、良かったことも悪かったこともお互い言いあえ信頼関係をしっかりと築けました。自分が成長する為には高い志を持っている仲間は不可欠であり、勝負ではなくお互いを認め合い高め合えるのが本当の仲間であると初めて気付くことができました。

このインターンを通して、私が一番心に残ったことは出会いを大切にするということです。普段の学校生活の中では出会ったことのないような強烈な個性を持った学生、いつも前向きで全力投球していらっしゃる友次議員、過去のインターン生の方々、民主みらいの方々、パナソニックの社員の方々とたくさん接していく中で、人と関わることの面白さを実感できました。インターンに参加していなければ、こんなに素晴らしい人々に出会うことなく大学生活を終えていたかも知れません。また、多くの議員さんの中で学生と本気で向き合って下さる友次議員の元にたどり付けたことは運命だと感じています。やはり、輝いている人と関わると、どうしてもいいところばかりに目が行ってしまい、じぶんは小さい人間だなと感じてしまいがちです。

しかし、塾活動などで自分はどんな人間なのかを分析してみた中で、私は私らしく生きればいいじゃないかという結論に至りました。上手くいかなかった過去の出来事を引きずるのではなく、その経験を活かして自分の未来を輝かせるために今自分は何をするべきなのかを考えなければならないです。将来、自分で自分の人生を肯定できるようになるために、常に全力で自分の信念をもっていきていかなければなりません。また、今私が生きていられるのは自分だけの努力で生きていられるわけではありません。家族をはじめとする今まで関わってきた多くの人々の支えのおかげで平和に大学生活を送れています。そのことに感謝の気持ちを常に持ちながら毎日を過ごしていかなければならないと学びました。

2か月のインターンはあっという間に終わってしまいましたが、これからが本当の勝負だと思います。学んだ事を無駄には絶対にしません。人の価値観に触れられる喜びを知り、これからは自分の考えをどんどん発信して、多くの人と積極的に繋がっていきます。沢山の人と関わって、みんなのいいところをいっぱい吸収したいですし、周りの人にも人と繋がる喜びを感じて貰えるように生きていきたいです。また、何事も中途半端にしないようにしっかりと目的意識を持ち、言葉・言動共にやり抜くということを意識します。結果的にはもっと自分に自信をもち、もっともっと笑顔をだして、ポジティブな私らしく生きていこうとおもいます。
本当に2ヵ月間有難うございました。