議員インターンシップ参加者の感想

友次インターン最終報告書

友次みちのり議員インターン
関西大学 化学生命工学部 3年生 安芸 俊一郎

2ヶ月間本当にお世話になりました。
友次さんには沢山の基本を一から教えてもらい、様々な気づきを与えて頂きました。出会ったきっかけは凄く急なものでしたが、それでも議員交流会で会った時の衝撃はとても大きなものでした。それだけにとても縁を感じて、迷走していた自分に何か光が差し込んだ気持ちになり友次インターンに応募しました。

インターンが始まってからは本当に大変な毎日でした。最初の街頭演説では何を話したらいいのかよくわからず、夜通し考えて原稿を作り、本番では緊張と恐怖から手足が震え、こんなことが毎週できるのかと不安になりました。
大学生活の重要性を教えて頂いた時は、過去の自分の馬鹿さ加減に嫌気がさし、今までの人生何をしていたのか凄く考えされられました。友次さんに色々なことを勉強させてもらい、それを日報に書き、ノートに書く作業をするため睡眠を削ったり、自分の時間を我慢したりして、明日サボろうかなと昔のように自分を甘やかし、心が折れそうになったこともありました。

そんな中でも自分なりに頑張れたのは、忙しい日常の中でも毎日嫌な顔一つせず真摯に自分たちに語りかけてきてくれる友次さんがいたからです。
そして、その時間で非常に多くの充実した学びをすることができました。
将来自分が豊かになることは、自分のためだけではなく、親や支えて貰ってきた人たちに感謝を形にでき、他人の豊かさのためにもなること。自分の周りに当たり前のようにいつもいる人たちは、全く当り前ではなく、その恵まれた環境に感謝し、ほんの些細なことでもその感謝の気持ちを行動に移さなきゃいけないこと。相手がいるからこそ今の自分が存在していて、色んな基本を駆使してその人との関わりを大切にし、自分と接してくれていることに報いなければいけないこと。今の社会は昔に比べ大きく変化し、凄まじい程に厳しく、そんな世界に自分たちは飛び込み生きていかなくてはいけないこと。

仕事は1人ではなくチームで行い、そのためにコミュニケーション力やリーダーシップ、人との関わりを大事にしなければいけないし、何よりも自分の過ちがチームや会社全体に影響を与えてしまうこと。就職活動は、今まで当たり前の幸福を提供するために必死で努力してくれていた大人の方々への恩を返し、自分が豊かになるために行い、大きな価値を生み出すためにも適当にやっては絶対にいけないこと。エントリーシートや面接では自分のポテンシャルを見抜いてもらうため、自分のありのままの姿から人間性を伝えなければいけないこと。ここでは書ききれないぐらい多くのことを学ばせてもらいました。

今までの僕は本当に腐っていて、いつ死んでも誰にも影響は出ない無意味な人間でした。それでもこのインターンに参加して、友次さんやインターンの仲間、田中さん、田中インターンの仲間、森さん、森インターンの仲間、松岡さん、松岡インターンの仲間、明るく接してくれた市役所の職員の皆さん、OBやOGの皆さんなど色んな人との出会いで、自分にも少し価値が出てきたんじゃないかと思います。

この人たちに感謝を形にすることが僕の使命であり、これから生きていく道が開けてきた気がして、これからの生活で生きている実感ができると自信が持てます。自分も人のためになることができ、人の役に立てるんだと気づかせて頂いたことが、これからの僕の人生での大きな財産になると思います。色々迷惑をかけてしまい、まだまだ未熟な僕なんですが、本当に2ヶ月間真っ直ぐに僕と接してくれて、沢山の知識を与えてくださって本当にありがとうございました。