議員インターンシップ参加者の感想

友次インターン最終報告書

友次みちのり議員インターン
同志社大学 社会学部 1回生 竹田 彩貴

大学生となり1年が過ぎようとしていた頃、振り返ってみるとなんとなく学生生活を送ってきただけの自分に気づきました。単位を取るために勉強し、皆がしているからバイトやサークルをしてきた気がしました。このまま学生生活をなんとなく過ごしていていいのだろうか、こんな自分を変えたい、そう思い議員インターンシップに参加することを決めました。

インターンが始まる前に、友次議員と4つの約束をしました。それは、自らあいさつ、メモをとる、時間を守る、話を聴き反応する、というものでした。どれも基本的なことのように思えます。しかし、これらは私にとって難しいものでした。自分に自信がない私にとって、自分からあいさつをすることは大変なことでした。最初は意識していなければできませんでした。また、メモを取る習慣もなかったので、最初は話を聴くことに集中してしまい、メモを取り忘れることもしばしばありました。しかし活動するにつれて、この4つの約束がどれだけ大切なものであるのか、ということがわかりました。自らあいさつすることで積極的になれる、メモを取ることで後から見直すことができ、大切な「気づき」が得られる、時間は相手にとっても大切である、話を聴き反応することで相手からさらに良いものを提供してもらえる、これらをインターン活動を通して実感することができました。それと同時に私はどれだけの「気づき」を見逃してきたのだろう、時間を無駄にしてきたのだろうとも感じました。

インターンが始まると、毎日があっという間に過ぎていきました。日々、自分の知らない新しい情報がどんどん入ってきて処理しきれないものもたくさんありました。しかし、教えていただくこと全てが本当に大切なことばかりです。そして、知っているつもりでいたことは、実はその本質まで理解していなかったということを何度も感じました。

インターン活動は、苦しいものでもありました。インターンで、自分がいかに今まで何も考えずに過ごしてきたかということを思い知らされました。塾活動では、自分の「無知さ」を突きつけられました。質問されても答えられないもどかしさ、質問できないもどかしさも常々ありました。自分よりも思考力のあるメンバー、積極的に、失敗を恐れずに発言できるメンバーに引け目を感じたこともありました。街頭演説では、自分の発信力のなさを痛感しました。こんなにも「できない自分」に向き合ったのは初めてでした。そんな自分と向き合うのが苦しかったです。
そんな想いを日々の日報に書いていました。友次議員は毎日丁寧に日報を返してくださり、アドバイスをくださり、そのアドバイスを次に活かそうと毎日必死でした。日報を毎日書くのは大変でしたが、書いたら反応をいただけるので、とても貴重な時間でした。

インターン活動は確かに私にとって苦しいものでもありましたが、本当に有意義な時間でした。友次議員のお陰で、「何のために働くのか」、「時間の大切さ」、「毎日を全力で生きること」などたくさんのことを知れました。どれも本当に基本的なことですが、分からないことだらけでした。また、このインターンでたくさんの「出会い」がありました。友次インターンOB、OGの方々、パナソニックの方々、他の議員さんとの「出会い」は本当に貴重なものでした。皆さん、本当に素晴らしい方ばかりで、インターンに参加していなければ出会うことがなかったと思います。「後輩のために」、「地域の方のために」そんな想いを持たれていて、素敵でした。私もこんなにも素敵な先輩方のようになりたい、と思いましたが、まずは自分のことをしっかりしなければと思います。

インターン活動を2ヶ月間終えて思うことは、「今」を生きる大切さです。「今」を全力で生きなければ「未来」は変えられない、豊かな人生を送れない、と教えていただいたからこそ「今」を全力で生きていこうと思います。そして、この2ヶ月間で教えていただいた知識を体験を通して定着できるように、自分自身にたくさんの「なぜ?」を問いかけて成長していきたいです。そして、先輩方のように、感謝できる、人に優しくあれるような人になれるように日々頑張ります。本当に2ヶ月間お世話になりました。ありがとうございました。