議員インターンシップ参加者の感想

友次インターン最終報告書

友次みちのり議員インターン
大阪大学 外国語学部外国語学科タイ語専攻 2年 櫻井その香

友次インターンは、政治家体験ではありません。今の社会について知り、将来を考え、じゃあ自分は今からどうすべきか。それらを気づかせてくれる場です。なので、議員インターンは「自分のやりたいことではない」と決めつけないでください。というのも、夏休み前に私自身がそう思っていたからです。
私は自分を変えるためにインターンに参加しました。2回生は単位の取りやすい授業をただ受け、たまにサークル行って帰るだけの毎日でした。「何やってるんやろう私」という無力感と「このままでは私潰れてしまう」という思いが次第に強まった頃、同じ専攻の友達が友次さんの講演会に誘ってくれました。友次さんのお話を聞いて、自分に危機感を覚えたのと同時に、インターンに参加すれば、今の自分を変えるヒントが得られるかもしれない!と思い、募集〆切直前に応募しました。

インターンでは、毎回議員さんと他のインターン生と共に塾活動を行います。自分で今の日本社会について調べ、議員から社会の問題点やそれに対する政策について教えてもらいます。私は人より少ない活動時間でしたが、限りある時間の中でもたくさん学び、気づかせてもらいました。塾活動をしているうちに、自分の身の回りで起こった事例を連想する時がしばしば出てきました。「こんな時、自分はどうすればよいのか」という質問を何度かしましたが、友次さんはどの質問にも納得いくアドバイスをくれました。また、毎回の日報を丁寧に返してもらい、一方的ではない双方向の関わり合いによってあらゆる角度から物事に気づき、学びが自分のものになっていく実感がありました。

友次インターンの特徴の一つに、街頭演説があります。一人3分間、自由な内容で道行く人々に向けて話すのですが、これの何がすごいかというと、インターン前には話して相手に思いを伝えることがすごく苦手だった私が、4回(多い人は7回)の演説を通して人前で即座にポイントをまとめて話せるようになったのです。インターン終盤、他己分析で友次さんが私を「論理的に物事を考えられる人」と言った時は正直「え!?」と言いたくなる位驚きました。街頭演説では、伝える内容ももちろん大事なのですが、聞き手の対象を意識することを学びました。駅前にはバスを待つ高校生が並んでいたので、確かに固い話や自己満足だときいてもらえないなぁと実感しました。4回を通して、話し方や伝えることの何が大切なのかが理解できました。「話はじめが肝心」ということばの意味も、実際に体験してわかりました。内容に関しては、友次さんにダメ出しされまいと、推敲も流れの記憶も毎回100%準備して臨みましたが、それでも「こう言えばもっと良い内容になる」「惜しいけどここまで言ってほしかった」と言われ、まだまだ自分の考えが甘かったことを実感しました。

これを書いている私は今、毎日にワクワクしています。授業はディスカッション形式のものを選び、新しい仲間にも出会えて刺激を受けています。私と同じように何かに挑戦しようとしている仲間と情報を共有し合ったりもしています。インターンで将来について考え、自分にできることを考えた結果、「今」勉強に打ち込むことが出来ています。今持っている意識を忘れず、これからも自分の夢の実現に向け、常にアクションを起こしていきたいと思います。自分を変えるきっかけをくださった友次さんとインターン仲間、そして関わったすべての方に感謝しています。これを読んでいる皆さんはおそらく友次インターンに多少の興味を持っている人なんじゃないかと思います。将来、社会でどう生きていきたいですか?そのために自分がすべきことを正しく理解していますか?迷っているなら、ぜひ行動してください。