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妙高市 小倉山(688m)・・・・敗退

長野 2013.10.02 単独 マイカー 三等三角点
コース 登頂でできず敗退

本日三つ目の山として、新潟県妙高市の戸倉山へ向かう。

行く先の目標は妙高山パインバレーCC。ここまでは簡単に着いたが、さてどこから登ればいいのか・・・・。地図に登山道は載っているがどう取りついていいやら、地図とにらめっこしながら、あっちへ行ったり、こっちへ来たり、うろうろ歩き回る。
登山道がなくても楽に登れそうな山、ところが小倉山の西山麓はすべてゴルフ場の芝で覆われていて、ゴルフコースを横切らないと小倉山方面へ近づけないのだ。ゴルファーがプレイしている芝生へずかずかと入って行ったら怒鳴られるだろう。ゴルフ場外縁の藪から試みたりしたがうまくいかない。40分ほどさまよったあげく、結局あきらめて引き返す羽目になってしまった。

後日、誰もいない未明にでもゴルフ場から再挑戦することにしよう。

 
    秋の一日 北信・上越の5座     小倉山  折岳  高床山  鳥坂城跡(城山) 鍋山    を登る
長野 2013.10.06 単独 マイカー 三等三角点
コース 妙高パインバレーCCから往復1時間15分

4日前の10月2日、登れずに退散した山。再度の訪問である。ゴルフ場オープン前の時間帯なら、山裾との境界付近を歩くのは許してもらえるだろう。

コルフ場の背後が小倉山

妙高ICを出て妙高パインバレーゴルフ場へ向かう。途中ゴルフ場の看板があったりするので、迷ことはない。パインハレーリゾート内のホテルのある十字路を右折、その先の丁字路を右折。左手がスキー場になっている付近に駐車。丘のような小倉山が目の前に見える。道がしっかりしていれは30分か40分で往復できそうに見える。少し先の建物のところからゴルフ場へ入る。関係者らしいおじさんがいたので、ゴルフ場の縁を通ることを了解してもらう。「道はないぞ、ここはクマがいるから危ないぞ」と緊張させる一言、気持がシャンとする。

快晴、日の出前の5時半、スタート。ゴルフ場の中を少し進んだところで左手(西側)の藪へ入る。しばらく藪を漕ぐとほぼ水平の道型に出会う。このまま山頂へと続いてれば楽勝。ところがその道は行き止まり。尾根を目がけて藪の斜面を登る。下山は東に向かって下りれば間違いなくゴルフ場、迷う恐れは皆無。尾根に上がってしまえば道がある・・・と思ったのは甘かった。かなりの藪だ。地図には登山道が載っているのにその形跡はほとんど残っていない。たまに道の痕跡らしい感じが見えるのみ。ときには絡み合った藪の下を匍匐前進すること3回。どうやら一番高いところへ着いたらしい。
登った高低差はたった100mほど、ずいぶん時間がかかった。深い樹林帯で展望はなし、いかにもクマが棲んでいそうな雰囲気だ。三角点のありかを特定するのは至難、藪の中をしばらく探したが結局見つけることができなかった。

藪に覆われた小倉山山頂

下山はしばらく尾根筋をたどったあと、適当に藪の西斜面を下って行くとゴルフ場に降りることができた。ゴルフ場からは朝陽に眩しい妙高山が悠然と聳え立っている。神々しいほどの姿だった。パインハレーの所在地はその名も妙高市である。

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次は近くの古塔山(643m・二等三角点)を予定していたが、歩く予定の林道がどうしてもわからない。30分近くもあたりをぐるぐる探し回ったがダメ。諦めて次の折岳へ向かった。


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