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雷 山=かんだち(731m)

 
長野
2014.04.26 単独  三角点なし
コース 登山開始(7.30)---雷山(8.00-8.05)---下山(8.25)

安曇野市(旧明科町)の【雷山】  松本市(旧四賀村)の【富士塚山】 と 【傘山】  生坂村り【金戸山】の4座を登った。

この付近からガケ斜面へ取りついた

里山へ登るというのは、簡単そうに見えるが、それなりに大変な面もある。その一番は登山口が分かりずらいこと=道標が全くない。これで苦労することは結構多い。さらに付け加えるなら、林業に使う作業道が輻輳していて迷いやすいということです。


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さて国地院の地図を頼りに雷山へ。これで「かんだち」と読む。国地院の地図にも「かんだちやま」とルビがふってある。「いかづち」なら読めるのだが・・・。

長野市方面からR19号線を南下、明科駅の北方1㎞付近で明科高校の道標を見て東へ向かって左折、突き当たりの神社前を右折、細い道を少し進むとJRの高架が見える。その手前に駐車。カーナビに映る雷山、方向はわかる。崖のような険しい斜面。これを登るのか・・・。大丈夫?

道標も踏跡もない。石仏や石碑のあるところから、とにかく急斜面へと取りつく。頼りなげな灌木など、掴まれるものはすべて利用して慎重に這いあがっていく。下を見るとまさにガケだ。落ちたらおしまい。何とか急斜面はやっつけた。その後は分厚い落ち葉で埋まってはいるが、道らしい感じになった旧勾配を登って行く。

やがて勾配が緩み、どうやら山頂の一角に登り着いたようだ。向きを変えて右手に少し進んだ先が最高点らしい。小さい山ではあるが、ほっとした解放感があった。芽吹き前の樹林に囲まれて展望はない。どうせ山頂には山名標識はなかろう、そう思ってボール紙に手書きしてきたものを樹にくくりつけて写真をパチリ。

雷山山頂

あの急勾配、下りの方が怖い。とにかく無事に降りなくては。

途中まで下ると明瞭な踏跡発見、駐車ポイントにぴったり降りられなくても、そうは離れることはないだろう。調子よく下って行くと墓地に出た。駐車地点から少し神社側へ寄ったところ。これがわかっていれば楽に登れたのに。

神社の名前は確か「神明宮」と書いてあったように思う(不確か)
先ずは本日の第一座目を終了、次の富士塚山へと移動。 

【参考】
神社前に駐車は可能。神社から右手に少し歩いていくと、最後の家屋手前あたりで左側上方を見上げると墓地が見える。見過ごすことはないだろう。この墓地からの道をたどれば山頂までは楽々。


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