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富士塚山(931m)

 
長野
2014.04.26 単独  三角点なし
コース 登山開始(9.00)---富士塚山---下山(10.00

安曇野市(旧明科町)の【雷山】  松本市(旧四賀村)の【富士塚山】 と 【傘山】  生坂村り【金戸山】の4座を登った。

里山へ登るというのは、簡単そうに見えるが、それなりに大変な面もある。その一番は登山口が分かりずらいこと=道標が全くない。これで苦労することは結構多い。さらに付け加えるなら、林業に使う作業道が輻輳していて迷いやすいということです。

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富士塚山山頂

富士塚山は国地院地形図にも山名記載がない。ピークに神社記号と観測点931mが記載されているのみ。登る気になったのは、昨年暮れ、松本市北部の山をいくつか登った折、ネットを見ていてこの山の存在に気付いたというだけのこと。現在は松本市となっているが、合併前は四賀村、フクジュソウで知られる山間の里にある。

長野市方面からR19号線を南下、JR田沢駅の1.5キロほど北の信号で左折して57号線、さらに143号線、181号線へと進む。カーナビをセットすれば簡単だ。錦部郵便局の先で田んぼの中の道を北へ入ると道祖神がある。道祖神の少し手前が広くなっていたのでここに駐車。

車道の途中には、自由に開け閉めできる獣よけゲート、鳥居の脇から舗装された急な坂道を登っていく。すぐに終点。立派な神社がある。「村社錦織神社」の石柱がある。神社から山道となる。道は明瞭で案ずることはなさそうだ。
この山はマツタケ山、時期をあやまると入山することは出来ないだろう。マツタケ山らしい赤松林の中を登っていく。季節がいっぺんに進んだような陽気、汗が滴る。何の問題もなく山頂へ達する。高低差は200m強、約30分の登りだった。

明るく開けた山頂。三角点や山名表示などはない。
この山を富士塚山という由来はわからない。ネットで見た名前をそのまま使わせてもらうことにした。鳥居、小社、御嶽神社と彫られた石碑、観測施設らしきものなどがある。
春霞で遠望はきかないが、大気の澄明度がよかったら北アルプスの展望が楽しめたかもしれない。


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