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カシスの品種

カシスの分類

学術名:Ribes nigrum L.
分類:ユキノシタ科スグリ属フサスグリ亜種


フサスグリ亜種には黒フサスグリ(カシス)、白フサスグリ、赤フサスグリの3種類があります。

カシスの品種

▼ベンエールダー Ben Alder
 果実は中粒です。うどん粉病に耐性です。アントシアニン、ビタミンC量、糖分が多く酸味が少ない、色あせしにくいためジュースの加工に適しています。機械収穫にも向いています。
▼ベンローモンド Ben Lomond
 ベンシリーズの最初の品種です。収穫量が多く、均等に熟します。果実も大きく、果皮が薄いです。ビタミンCが多い。抵抗性が比較的良く、気候、土地適応力はありますが、低温要求(2℃)2,000時間必要です。開帳性ですが、コンパクトに育ち、樹勢も強いです。機械収穫による商業ベースにもガーデニングにも向いている品種です。1975年開発。
▼ベンセイレック Ben Sarek
 強い品種で、果実は大きく、果皮は厚い。手で容易に収穫できます。冷害に強い。樹形がコンパクトであるため、土地の限られたところ、小規模での栽培に向いています。
▼ベンコンナン Ben Connan
 黒い色が美しく、商業用生果、加工品にも、家庭用にも向いている品種です。ジュースにしても最適です。生産性があり、樹形がコンパクトなため、機械収穫にも向いています。スコットランドで"Ben Lomond"と"Ben Sarek"をかけ合わせてできた品種です。
▼ティタニア Titania
 果肉質は酸が多く、香りも少なめ。極大粒で、豊産性です。性質や栽培方法はBen Lomondに良く似ています。樹高は2mほどになり、機械収穫に向いています。1984年開発。
▼ティセル Tisel
 Titaniaの後継種。生産性があり、果実は均等に熟し、非常にビタミンCが多く含まれています。
▼ウエリントン WELLINGTON
 ポリフェノールが非常に多く含まれ、肉料理のソース、高級ジャム用として最適です。
▼ボスクープ・ジャイアント BOSKOOP GIANT
 オランダのBoskoopGiantより発表された品種です。樹勢は旺盛で枝の発生が多い。果粒は大きく、果皮は薄く、果肉は緑色です。ジュース多く、食味は良好です。葉も香りがよく、お茶に使われます。1895年開発
▼Blacksmith
 イギリス・ベドフォード原産、樹勢が旺盛で、分げつも多く発生し、生長も早く、枝が長くなるのが特徴。食味は良。
▼Black September ブラックセプテンバー
 果実は大きく、良い香りがする。収穫量は少ない。
▼Noir de Bourgogne
 Dijun原産。原産に近いクロスグリの種類です。低樹開枝型です。晩生種で多収穫、食味は最良です。
▼Willoughby
 開枝型で、枝は短く、耐寒性です。べと病に耐性です。食味は良好です。
▼Consort コンソート
 果実は小〜中粒、ジュースの質は良好です。機械収穫には向いていません。
▼チャンピオン Champion
 果実は小〜中粒。1870年代に開発。
▼クランダール Crandall
▼ナップルス Naples
▼ベン・アード
 ニュージーランドで新しく開発された品種です。
▼マグナス
 ニュージーランドで新しく開発された品種です。
▼ベン・ルア
 ニュージーランドで新しく開発された品種です。

以上の品種は日本だけでなく、アメリカ、ニュージーランドなど海外のサイトも参考にしています。よって、日本にない品種もあります。
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