【別名・・・御厩富士】

四国遍路80番の国分寺を打ち終ったあと、高松西ＩＣ付近にある六ﾂ目山へ。

六ﾂ目山を選んだ理由は、それが讃岐七富士の一つだったからだ。

国地院地形図には登山道の記載はない。行けば何とかなるだろう。六ツ目山の西山麓から北山麓方面へ右回りに、ゆっくりと狭い道を走りながら登り口を探す。

山頂の北側あたりで路肩の広がった付近に、朽ちかけた道標らしきものがあるのが目にとまる。しかい薄くて読めないが多分これだろう。   

 妻を車に残して出発。

最初はやや勾配のある道を上って行く。草かぶりのところもあったが良く整備された道が延びている。すぐに四国電力の鉄塔。ここからしばらくは平坦。

次の鉄塔からふたたび上り勾配となる。切れ目なく白いロープが張られている。そんな必要もないような道だが、地元の山を愛する人々の熱意というものだろう。

途中の道標に「高松西インター登山口」とあるから、このコースはそれだろう。

照葉樹の混じった少し薄暗い感じの灌木林の間を行くとわけなく山頂に到達した。

樹木に囲まれて展望はほとんどない。真ん中に山名標柱が立っている。一角には六ﾂ目山・堂山の詳細な登山コース案内図がある。これを見ると私の登ったのは『高速口』のようだ。300ｍ余のこんな小さな山に登山口が7つもあるのには驚いた。

同じ道を引き返す。時間は気にしなかったが、往復1時間ほどだったと思う。