８７番札所「長尾寺」を打ってから白山へ。

白山は高松琴平電鉄長尾線「白山駅」のすぐ北側にある。駅の高台にトレスタ白山という立派なスポーツセンターがあり、その大駐車場へ車を止めて山頂へ。
スポーツセンター右手の舗装道を進むとすぐに神社への階段。これを登ると山頂への遊歩道へとつながる。
車道をショートカットするように登って行く。立派な登山案内板があり、合目表示も他の讃岐富士と同じ仕様できっちりとつけられている。日課として登っているらしい人にも何人か出会った。

山頂までの標高差は２００ｍ弱、細長い山頂入口には展望案内板、その先に石の鳥居と小祠がある。最高点は大きな岩で、岩の上には石祠か２基並んでいる。三角点標石はそこから高さ２、３メートル下がったところにあった。

木の幹に「白山登山　10000回記念」という、私製にしては立派な表示板が取り付けられていた。
展望案内板と見比べながら、高松市街、瀬戸内海、８６番八栗寺のある八剣山など、霞んだ大気を透かして確認できた。 

これで讃岐七富士を全部登り終わった。富士山が世界遺産として認められた同じ年に、讃岐七富士を登れたのは良い思い出になるだろう。

白山山頂	白山三角点