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朴坂山=ほうざか(438m)

2日間の日程で登った新潟県下越地方の低山   
1日目  日本国=にほんこく(555m)  新保岳=しんぼ(852m) 朴坂山=ほうざか(438m) 
 2日目 高坪山=たかつぼ(571m) 
虚空蔵峰=こくぞう(521m)
 
鳥坂山=とっさか(439m)
白鳥山=しらとり(298m)
 


 
新潟県 2015.06.18 単独行  一等三角点
コース 朴坂集落(11.45)---沢を離れる(12.10)---尾根---倒木(12.35-12.40)---朴坂山(13.15-13.25)---下山(14.30)

下越の山一日目。日本国・新保岳についで3座目。

カーナビセットで朴坂集落を目指す。7号線を南下、農協スタンドの前から西側への道に入。道なりに進むと朴坂集落へ。乗用車がやっと通れるほどの細い道となるが、そこはすぐに抜けて広くなる。ここが登山口。道標や案内看板が立っているのですぐにわかった。
道路わきの邪魔になりそうもない場所を選んで駐車。

高さが500mにも満たない低山、ちょこちょこっと往復して来る気でいた。ところがそれほど楽ではなかった。往復所要時間は予想を大幅に超える2時間40分を要した。

一等三角点 朴坂山々頂 山頂表示

道標に従って車一台がやっとの急坂を上がって行くと、すぐに神社があって車道終点。ここから登山道へ入る。しばらくは草をかぶった水平に近い道、巾50cmほどのコンクリートが打たれている。何のためにコンクリートを打ったのか・・・不思議。杉林の中をしばらく進むと沢を離れるようにして勾配が感じられるようになる。小さな尾根に上ると反対側からも登山道がきていた。見るとすぐ直下に林道が見える。地図を見ると確かに林道が記されている。知っていればこれを使えば早かったように思う。

ここから山道らしくなり、勾配も徐々にきつくなってきた。本日3座目ともなると、けっこう疲労がたまってきて脚も重い。30分ほど歩いたところで、道をふさぐように倒れた木を椅子代わりに5分の休憩。このあとが思いのほか厳しかった。3回か4回のアップダウン、ロープの張られた足場の悪い急登、ボディブローのように脚に効いてくる。汗が思い切り滴る。ロープを頼りにようやくガレ状の急登を登りきってやれやれ。要害山への分岐表示を見送って、なだらかになった稜線を気持ちよく進むと山頂だった。

先ずは一等三角点の確認。赤松の幹に山名表示板が打ちつけら、隅っこには小さな社が祀られていた。「展望台40m」の表示にしたがい行ってみる。確かに展望台だが、遠望の山々は霞んで判然としない。ぼんやりと浮かぶのは飯豊連峰、朝日連峰、それと日本海の広がりだろうと推測する。

たかが400メールを少し超える程度の山、簡単に往復つもりだったが、山頂まで思いのほか体力を消耗した。ロープに頼る急登もあったりして、低山とは言えファミリー向きとは言いがい山という印象。下山後、村上駅付近のビジネスホテルに投宿。ゆっくり休んで明日に備えた。


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