2016.07.1１

梅雨の晴れ間をねらっての富山県の山。５月以降これで４回目の富山。住まいのある長野県最南の山へ行くのと時間的にはほとんど変わらない。富山・・・遠いな～という感覚はなくなった。

岩盤むき出しの道

一日目、最初の山は牛岳。ルートはいくつかあるようだが、地図を見ると自動車のアプローチが分かりやすそうなのは寺尾温泉からの道。ところが以外にわかりにくい。牛岳への案内看板もまったく目につかない。感を頼りに走るが、古いカーナビは道路がないところを走っている。夢の平スキー場の脇を通り、分岐は高い方へ高い方へと向かう。左右から張り出した草にこすられながらも、舗装された道を走り続けると、おっ、ありました、道標が。「二本杉休憩舎」と書いてある。分岐した舗装道の付近に登山口があるのだろう・・・勝手に推測して道路わきに駐車。分岐道を徒歩で進む。なかなか登山口が見えない。見過ごしかも・・・と案じながら１０数分だろうか、駐車場のある二本杉休憩舎、そこが登山口で道標が立っていた。

さっそく登山道へ。よく踏みこまれた道、空模様も梅雨どきにしては文句なし。それにしても登山口アプローチが分かりにくかったな～などと思い返しながら足を進める。気持ちいいブナの林に癒されながら進むと、岩盤を樋状にえぐったような道となる。勾配はそれほど強くはなく、同じペースで登っていく。

小社のある山頂

早朝の足慣らし、ゆっくり登ったつもりだったが二本杉から３０分で鳥居と牛嶽大明神の祀られている山頂だった。ここは富山百山と日本の山1000に選ばれた名山。何の疑問もなくここが山頂と思い込み、しばし四周の展望を眺めてから山頂をあとにした。 (三角点のあるピークは祠のあるこのピークではなく、ここから数分先にあったらしい。高さはほとんど同じ)

このあと牛岳のすぐ南方にある高峰山へ登るべく車を向けたがそこに至る林道がどうしてもわからない。時間を無駄にしたくないとう思いもあり、ここはとばして次の夫婦山へと向かった。