山岳巡礼  hkk-1525 ≪山岳巡礼≫のトップへ戻る            

*** 2日間 富山県の山 ***
牛岳-987m 夫婦山-784m 祖父岳-832m   御鷹山-679m
大乗悟山-690m~笹津山-532m 六谷山-1398m 

      祖父岳(832m) 御鷹山(675m)       

 富山

 2016.07.11

 単独   祖父岳 三等三角点
 コース 桂原登山口(13.00)---祖父岳(13.30~13.40)---登山口(14.00)

祖父岳富山百山

計画では、谷折から登るつもりだった。

祖父岳山頂

ところが、東松瀬から夫婦山へ登る際、「夫婦山」と「祖父岳」の登山口を示す大きな案内看板が立っているのが目についた。祖父岳へは、谷折集落まで移動しなくても夫婦山のある東松瀬から登れるようだ。移動の手間が省けてありがたい。

案内看板に従って林道へ入る。立派な舗装道路は林道というより普通の車道。10分か15分で「登山口」の表示、これが祖父岳への入り口らしい。

入口付近に車を止めて出発。
林道らしい砂利道を数十m進むと「祖父岳(桂原登山口)頂上まで1590m、ここは標高600m」の道標がある。山頂までの高低差は232m、ここから山道へ入る。山道とは言っても以前は林道として使われていたようだ。草を刈り払えば小型四駆車なら走れそうだ。3~4回のジクザグを繰り返し、しばらく登ると尾根上に出る。

直前に登った夫婦山をのぞむ

目立つ三角形の大岩の脇をすり抜け、岩の間の小さな鞍部を抜けると、あとは急登もなくひと登りで祖父岳の山頂。南方は杉の大木などが展望の邪魔だが、あとは開けている。惜しいことに春霞のようにモヤっていて遠望は利かない。ついさっき登った夫婦山は目の前。
傾いた展望案内盤には白木峰・金剛堂山・医王山・黒部五郎山・薬師岳。水晶岳・立山・・・など、登ったことのある名山の名前がずらりと並んでいた。

下山後、今夜の宿泊場所は平地より少し高い場所が涼しく過ごせるだろうと期待、富山市南部神通峡近くの森林公園天湖森の上部にある大乗悟山の登山口付近へ移動、一夜を過ごすことにした。

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日暮れまでには時間がたっぷりある。大乗悟山、笹津山、御鷹山など、明日登る予定の登山口の下見をしておくことにする。いずれも間近で隣りあっている山々だ。

御鷹山

峠の道標

御鷹山は林道からわずかに入ったところにある。20分もあれば山頂へ達することができそうだ。ちょっとひと登りしておくか。
カーナビに映る御鷹山を確認。ここは林道の峠という感じ。「御鷹山」の道標もある。ゲートをすり抜け、廃道に近い草の茂る道を進む。右手にこんもりとした小ピーク、さらに進むと下り加減になった先にもう一つピーク、これは御鷹山とは違う感じ。戻ってもう一つ、来るときに左手に見えた小ピーク・・・これしかないなあ。しかし道らしいものはない。草ヤブの中を、かきわけながら登ってみる。どうもはっきりしない。
結局40分ほどうろうろ動き回ったが、山頂らしきところへは行きつけなかった。

◆大乗悟山登山口付近の車の中で、参議院選挙関連の放送を聞きながら、天空に浮かぶ半月を眺めているうちに眠りに入っていた。


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