UNCLEおじさんの言いたい放題

10月号御報告です

 私にとって秋の大イベントとも言える「全逓全国文化学校」がようやく終わりました。
 毎年終了後1週間は死んでいるのですが、この原稿があるのと東京・関東ブロック合宿が今週末に控えているので鞭打ってます。
 毎年1面のほうで簡単な報告は載るようですが、詳しい内容はわからずじまいということで今回は字数稼ぎにこちらにでも・・・
 この「全逓全国文化学校」というのは元々あった「全逓全国音楽学校」(それにしても名称がかたいですねなんとかならんかな?)を母体にして短詩型、文学、演劇、カメラ、映像等の全逓内のサークルと合同して開くものです。
 ちなみに合同は本部主導です、おきまりの予算削減でしょうが・・・
 毎年全国から50名(官憲発表)〜70名(主催者発表)程度の参加があり2泊3日を東京よみうりランド会館で隣の遊園地の楽しそうな声を横目に過ごします。
 音協の講座としては「歌う」「作曲」「作詞」「楽器で遊ぶ」の4つの講座があります。
 「歌う」講座の講師は吉村安見子さんで、昨年はさぼりましたが、4年連続お願いしています。
 講座として数年前「はたらくものの音楽祭」に2回程発表したので御存じの方も多いと思います。
 決してうまいとは言えませんが、ただ歌を歌うだけでなく全体にストーリー性をもたせ振り付けを交えた出演者も楽しんでしまおうという講座です。
 例年は女性が多いのですが今年は少なくそう言う意味ではがっかり。(ある軟派受講者)
 まあ、こういう集まりってのは女性が増えれば自然と男も増えるというのは定説ですが・・・
 ちなみにこの学校では目出たく2組のカップルがうまくやりやがって(失礼!)誕生しました。(ともに婿様、時代でしょうか?)
 「作曲」講座は埼玉音楽祭のレセプションに出演した「相模鉄槌組」バンドマスターの大平勇さん。
 講座の内容としてはおきまりの作曲講座ですが、最近は若い人及び初参加者が多く、現代風の曲が多くつくられました。
 私は文字通りUNCLE=おじさんなので現代風なんて言ってますが若い人にしてみれば自然な流れなんでしょうね。
 また、今回の文化学校の統一テーマが「沖縄」ということで来年予定される沖縄音楽祭用の曲も2曲できました。
 来年の音楽祭楽しみにしていてください。
 みなさんも来年に向けて創作してみてはいかが?
 もうひとつ最近の傾向としては、作曲する時にアレンジも含めてやってしまうことですね。
 それだけ「イメージ」というものを大切にしているということでしょうか?
 「作詞」講座はこれも毎年やっていることですが、インスト曲に詩をつけてしまおう、という「ハメコミ」講座です。
 最初のうちは慣れなくてメロディと詩の整合性に苦労しましたがこちらは受講者が割と固定しているのでだんだんうまくなってきているようです。
 課題曲は職権乱用で殆ど私の作曲です。
 やはり沖縄をテーマにした曲がいくつかできました。
 ちなみに講師は全逓詩人の会の寺島博之さん。
 「楽器で遊ぶ」講座は前出の大平勇さんのバークリーでの師匠にあたる中嶋康成さん。
 見た目プロレスラーのような人ですが、楽器なんでもござれで、人柄もよくはじめてでもあっというまに受講者と打ち解け、本人も長い間レッスンをやっているがこんな楽しいレッスンは初めてで(たぶん交流会が気に入ったのでしょう)来年も是非よんでくださいとのことでした。
 この講座では日音協CD第2弾にノミネートする曲2曲の録音もしましたが、当初予定したオーバーダブによる録音の必要もなく一発録りで伴奏録音を終えてしまいました。(チャンネルが足りなくて苦労しました)
 なかなかいい音が録れたと自負しています。
 こちらのほうも乞う御期待です。
 CD録音以外にも作詞講座発表の伴奏のアレンジや参加者のひとりが持ってきたオリジナルフュージョンも完成させました。
 とてもいい曲で日音協歌集にでも(とはいかないか?)載せたいくらいです。
 全体としては来年の沖縄音楽祭を知ってか知らずか沖縄から3名もの参加者があり、沖縄をテーマにした発表に感激していました。
 それにしても全体の参加者はよこばい状態の割に毎年二桁の初参加者があり、初参加地区も増えていっています。
 全国には同じ職場で趣味を持っている人のなんと多いことか、私達の運動もまだまだ先があるようです。


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