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群馬県 | 2011.05.07 | 単独 | マイカー | 地図 南軽井沢(長野) | 御堂山 三等三角点 | ||||||
本宿(5.20)---林道終点(5.40)---みの滝(6.05)---小コル分岐(6.15)---じじ岩・ばば岩往復---小コル(6.35)---御堂山(6.55-7.00)---小コル(7.15)---本宿(7.55) | |||||||||||
軽井沢ICを出たところを左折。しばらく走ってから左折して県道43号線へ。下仁田目ざしてカーブの多い山間の道を下って行く。国道254号線と合流する手前あたりで橋を渡って本宿という集落へ入る。右手に『本宿』と大書された看板、さらに『坂口屋旅館』の緑色の大きな看板向かいの車が入れるか心配になるほどの細い道へ左折する。(坂口屋旅館看板の先にはコスモのスタンドがある) 左折してすぐ、墓地を左手に見てわずか進むと林道の始まりで、御堂山への道標がある。この先も要所には道標があって地図も不要なくらいだ。 林道には不安が多いマイカー、2台分ほどの駐車スペースがあったので林道入り口に車を止めて出発。 思ったより路面状態は良い。途中何か所か駐車可能なスペースもある。数台分が可能なやや広い駐車スペースを過ぎると、道幅が狭まり軽トラ向きとなって林道は終わる。林道歩きは20分前後だった。 道はきわめて明瞭、ときには石のごろごろしたところ、あるいは厚く積もった落ち葉を踏み、芽吹き始めた新緑に目をやりながら順調に登って行く。 岩窟状の巨岩から水がしみ出ている『みの滝』は、固定ロープにつかまって岩の上へ出る。
まずはじじ、ばば岩へ。岩のごつごつした痩せ尾根を伝っていくとじじ岩・ばば岩の展望台がある。この岩が御堂山のセールスポイントのようだ。ひょろひょろっと突っ立った奇岩が間をあけて二つ。一つは途中に割れ目が入って上下は完全に分離しているようだ。きわめて微妙なバランスの上に、かろうじて倒れずに何とか立っているように見える。少し強い地震でもあったら、ひとたまりもないのではないか。 小コルまで戻り御堂山の頂をめざす。ピンクのヤシオツツジガ満開だ。 道標に“奴居出への下山路危険”と書かれている。先日苦労した甲斐もなく敗退したルートだが、以前はルートがあったということだ。 勾配はきなり急になってきた。ロープの設置されたところもあるが、前回の苦労が嘘のように、簡単に山頂へ到達した。所要時間は約1時間半。三等三角点と木の幹に取り付けられた小さな山名表示があるだけ、木立に囲まれた静かな山頂だった。 天気がよかったら前回何とか登ったピークがどこか確認したかったが、くもりで見通しも悪くそれは適わなかった。 |
群馬県 | 2011.05.02 | 単独 | マイカー | 地図 南軽井沢(長野) | 御堂山 三等三角点 | ||||
奴居出集落跡(10.30)---無名のピーク(11.25-11.30)---奴居出集落跡(12.10) | |||||||||
2日間の予定で、群馬100名山6座登頂を目的として出かけた。いずれも里山かそれに準ずる軽い山ばかりだ。 (神流諏訪山 笠丸山 御堂山 天狗山 三国山 十ニケ岳
国地院2万5千図を頼りにして登ることにした。 笠丸山を登ってからR299号を西進、R45号の湯の沢トンネルを通って南牧村から下仁田。さらにR254号を内山トンネル方面へ3~4キロ進む。中小坂でR51号へ右折、約2キロ走ったところで左折して細い道へ入っていく。 林道まがいの道を奥へ奥へと進むと道路の終点に民家が2、3軒。いずれも無人のようだ。地図に『奴居出』とある集落跡だろう。 地図にはここから御堂山山頂のすぐ南へ向かって歩道が載っている。この道を使って山頂直下まで行けば、最後は山頂までの道がなくても、これくらいはやぶ漕ぎでも登頂可能と考えていた。 ところが地図に載っていたその道が見つからない。え~いっ、何とかなるさ・・・・と奥の民家の裏手に回って道のない山へ進入する。 コンパスを使ってもその通りには進めない。帰りの用心に赤布を頻繁に残していく。 藪を分け、灌木にしがみつき、とにかく高い方へ、感で山頂と思われる方へと登って行く。勾配もかなりきつい。汗がダラダラと流れ落ちる。まさか標高900メートルに満たない里山でこんな苦労をするとは。 トゲにひっかかれ、倒木をまたぎ、絡んだ蔦を潜り抜け、所要55分で何とかピークらしいところへ立った。 地図上では御堂山までの高低差は約300メートル、時間的に55分はお釣りのくるほどの時間だ。 山頂は裸地になっていて人が登ってきている感じもあるし、結構展望も効く(と言っても黄砂で実際には妙義山くらいしか見えなかったが)。しかし山頂表示もなければ三角点もない。明らかに御堂山ではない。すぐ目の前にどっしりとした山が見える。あれが多分御堂山だ。 しかしさらに道なき道をあそこまで歩く元気はない。残念ながら降りることにする。 赤布を残していてもそれを探しながらの下山はかなり神経を使った。赤布がなかったらどれだけ苦労したことか・・・。 |