本日は帰宅日。早朝に簡単な２座を登ってから帰ることにする。昨日登った岩嶽山登山口から南アルプス赤石線はすぐ近く。５時にはすっかり夜が明けている。
赤石線は２０年以上前に日本３００名山高塚山へ登った時に走った道、当時は未舗装、砂塵をあげて走った記憶がよみがえる。

小芋山山頂

赤石線をしばらく走ると「崩落通行止」の表示はあるがゲートはない。行けるところまで行ってみることにする。しかし変なところにゲートがあってUターンも難しいという事態になると厄介、それに早朝のため工事車両等も走っていないのかもしれない。
あれこれ想像して適当なところに車を残し、あとは歩いて行くことにする。カーナビの様子では枝松山はそれほど遠くはない。長くても２km以下。
地形図を頼りに道路の曲がり具合から目指す山頂直下を逃がさないように進む。右手にこんもりとした杉林の高みが見える。地形図と合っている。適当に斜面へ取りついて直上していく。少し平らになったところに三等三角点を見つけることができた。車道からあっという間の登りだった。あれっ？カメラを忘れた。まあいいか・・・。三角点の脇に、標石と同じくらいの大きさの将棋の駒形をした山頂名表示がある。浜松山岳会の名前が入っていた。

まずは簡単に一座稼いで下山。このまま徒歩で小芋山を目指そうかとも思ったが、通行止めの様子はまったく感じない。歩くとすればさらに片道1～２㎞くらいはあるだろう。往復３ｋｍとしてもちょっと長い。戻って車を使うことにする。
案の定、何の問題もなく小芋山直下まで車で入ることができた。
路肩に車を停め、林道新設工事のところから斜面へ取りつく。これもあっという間に三角点に達してしまった。枝松山同様、三角点の脇に駒の形をした山頂表示が置かれていた。

早朝に難なく２座を稼いで帰宅の途についた。