長良川
全長165キロ。
アユがはね、サツキマスがのぼり、川人が集う。
日本の川が失った『自然』がここには残っている。日本の川の原型がここにある。
この川を知らずして日本の川は語れないだろう。
人と川との理想的な関係がまだ存在している。
吉田川合流点から立花橋までは郡上峡の急流コース。素晴らしい瀬と美しい支流でシュノーケリングなどの遊びができる。リバー・ツーリングの理想郷。美濃市から岐阜市までは、のんびりツーリング・コース。
僕を男にしてくれたこの素晴らしい川を僕の大切な仲間たちに見て、触れて、味わってもらうため・・・・ 長良川へと旅立った。 |
ハッピ姿のいなせなオネエチャン二人組みの踊りをマネするオラオラ隊。馬が嘶いている動作を模倣するかのように、後ろへ激しく体を反らせる動きはこの『春駒』という踊りに不思議によく合っていた。 |
学校橋からの飛び込み。とりゃあ!
あの飛んだとき不思議な感覚は今でも忘れられない。 そして水にうけとめられる感触。それが今、脳裏にあざやかに蘇えった。 |
『ハテルマー!いく・・・・』
波照間が硬直。 『・・・ぞうぷぷぷーうああああ!』 目の前がみえない。水、水、ミズ!だ! ザブーン! 横波をくらって、ひっくり返った。 |
雄々しく漕ぎ下っていくシュウサク&疾風怒涛号。これが、彼の最後の勇姿になるとは、この時は誰も思っていなかった… |
長良川の水に、男を磨かれいい男になったオラオラ隊。
さらば長良川。また会いにくるけんな! |