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愛知・静岡の山旅   
2016.12.15  葦毛湿原 神石山  2016.12.16  井川笹山 葛城山 発端丈山 
2016.12.17  長九郎山 後藤山・猫越岳  2016.12.18  玄岳 日金山 
走行全距離   1240q   車内4泊(恵那峡SA・清水SA・道の駅伊豆のへそ2泊)   

長九郎山(1561m)

静岡県  2016.12.17
単独  二等三角点
コース 登山口(6.45)−−−林道へ合流(7.05)−−−ゲート登山口(7.40)−−−渡渉(8.00)−−−林道横断(8.30)−−−長九郎山(9.15-9.25)−−−わさび沢の途中にて休憩(10.15-10.25)−−−ゲート(10.35)−−−駐車した登山口(11.20)

【静岡百山 長九郎山】

車中泊した「道の駅・伊豆のへそ」を未明に出発、R136で伊豆半島の南部を目指す。松崎町でR15号線へ入って東進、「道の駅花の三聖苑」のすぐ先を大沢・池代集落方面へ左折。車一台がやっとの狭い道。人家が途切れてしばらく進み大きく左カーブするところで「長九郎山登山口」の道標が目に入る。カーブ手前に2台分ほどの空き地があり、ここに駐車。
ネット情報ではこの先まで車が入れそうだったが、やわなマイカーでは不安、ここから歩くことにした。

林道ゲート・この先が登山口

あまり歩かれていないようだが、それなりに登山道は識別できるし、ところどころには「長九郎歩道」の道標も立っている。それでも多少不安の残るところには赤テープを付けていく。
しばらく登ると林道へ出る。地図と照らし合わせてみたが、ここがどのあたりかよくわからない。駐車したところからつながっている林道だろう。

苔むした石垣の残る林道を高い方へ向かって進むと閉鎖されたゲートに突き当たる。
広い駐車場があるが車は一台も止まっていない。ここまでマイカーの進入が可能のようだ。徒歩で1時間5分だった。

これからが登山本番。「長九郎林道」の標識のあるゲートをくぐって橋を渡ったところが登山口。案内看板などが立っている。山頂まで2時間とある。
気合を入れなおして出発、要所にはQとかRなどの番号の入った標柱が立っていてルートの不安はない。記憶では山頂が30だったような気がする。ワサビ田のある清流沿いを登って行く。

長九郎山山頂 富士山

徒渉して斜面を登りきると砂利の林道らしき道を横切る。

ブナの大木などが残る自然林の雰囲気を味わいながら高度を稼いで行く。なかなか良い山だ。軒を張り出したような岩の下に石仏が一体、これにも心が和む。合掌して通り過ぎる。

やがて登りついた山頂。高低差約900m、2時間30分の行程だった。
もちろんだれ一人いない静かな山頂、頭上は雲一つない快晴、富士山も雄大な姿を惜しげもなく見せてくれていた。
このあと十郎左衛門のピークまで往復するかどう迷ったが、後の予定も考えて下山することとした。

林道ゲートまで下ると初老の夫婦が出発するところだった。車のナンバーは八王子、出会ったのはこの二人だけだった。
この後静岡百山の猫越岳へと車を向かわせた。

 
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