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安倍川流域 突先山=とっさきやま(1022m)〜大山=おおやま(986m)

安倍川流域の山旅 2006年1月

          ≪ 9日≫ 二王山  (安倍)青笹山         ≪10日≫ 真富士山  見月山(登頂失敗)
≪11日≫ 牛ケ峰  大棚山  日本平        ≪12日≫ 突先山〜大山

静岡県 2006.01.12 単独 マイカー 突先山 三等三角点
コース 沢コース登山口(6.35)−−−釜石峠(7.25)−−−突先山(7.55)−−−大山(8.25)−−−突先山(9.00)−−−釜石峠(9.20)−−−沢コース登山口(9.55)
突先山山頂
≪静岡の百山≫・・・突先山
   
大山山頂

梅ヶ島へ向かうR27号線と分かれて、足久保川沿いに最奥の奥長嶋方面へ向かう。奥長嶋の集落を過ぎてなおも進むと、左に林道が枝分かれする分岐となる。林道へ入る橋を眼鏡橋というらしい。分岐には突先山の道標がある。
直進するとゲートがあるが開放されている。右手に山腹コースの道標があるがそのまま進む。すぐに沢コース登山口となり、広い駐車スペースもある。

道標にしたがって山道へ取り付く。この登山道コースには「ティーロード」という愛称が表示されていた。さすがお茶どころである。
しばらくは沢沿いの右岸を遡って行く。20分ほどで「乗越え石」を桟で越える。丸太橋を2回渡り、三条の滝を右手に見ながら高巻き、さらに炭焼き窯の跡を過ぎた先で左岸に渡る。ここから山腹の急な登りが始まる。ヒノキ林の中をじぐざぐを繰り返したりしながら登山口から50分で釜石峠となる。予報では晴天のはずが雲に覆われて風も冷たい。
方向を90度左に変えてなだらかなこぶを一つ越え、炭焼き窯跡を過ぎると、このあと急な階段道となる。3段がまえの急登に汗を滴らせて突先山の山頂となる。
樹木が茂って展望はあまり良くない。ぼんやりとした山影を見せているのは真富士山のようだ。三角点標石は無残なほどに損傷していた。

時間も十分あったので大山を往復することにした。
山頂から東南の方向へ下って行くと林道に出た。イノシシ捕獲用の大きな檻がある。山で怖いのはクマだけではない、イノシシだってケガをさせられることもあるから注意を要する。
地図を見ると尾根とほとんど並行して林道が延びている。藪っぽい尾根道を避けて林道を歩く。途中木材運搬作業現場などを通って、平坦に近い林道を30分ほど歩くと、左に分岐する車道に「大山」の道標があった。わずか先が山頂だった。
三角点はなくNTTの電波中継鉄塔が山頂を独占、その脇に申し訳程度の展望スペースがあり、ベンチが一つ設置されていた。富士山の展望に優れているというが、今日の曇天はそれもかなわなかった。
ここから先は、昨日登った牛ケ峰へ向けての東海自然歩道となっていた。
展望も得られず長居は無用、同じ道を登山口へと戻った。
 
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