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信越トレイル(1)
斑尾山(1382m)~袴岳(1135m)~赤池
長野県 | 2008.10..20 | 単独 | マイカー | 地図 飯山 | 斑尾山 一等三角点 袴 岳 三等三角点 |
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赤池(6.15)---車道---林道入口(6.55)---ゲレンデ上部=第3Aリフト終点(7.40)---斑尾山頂(7.57)---大明神岳(8.03-8.10)---斑尾山頂(8.17)---万坂峠(9.04)---袴岳(10.00-10.10)---林道(10.40)---赤池(11.00) | |||||||||||||||
このコースの地元近くに住む私としては、これはぜひ全コースを歩いておかくなくてはいけない、そう思って今回は第一区間とも言うべき斑尾山から袴岳を経由して赤池までのルートを歩いてきた。(斑尾山、袴岳はそれぞれ既に登ったことがあるが、信越トレイルとしてのコースそのものを歩いたわけではない) 小なりといえども縦走コースのために、登山口と下山地が異なり、マイカー利用者にとっては少し不便をかこつが、これはしかたがない。 まず下山予定地の赤池駐車場へ向かう。信濃町か県道96号線
走ってきた車道を戻るようにして斑尾高原街区へ向かう。約40分歩いたところで右手に『すすき原トレイル・斑尾山3.2キロ』の道標が目についたのでそのルートを使うことにする。信越トレイルの起点は斑尾山頂だが、山頂まではどのルートを歩くかは自由、過去2回登っているが、すすき原トレイルは始めてである。 スキーゲレンデの中の作業用車道を登って行く。天気は快晴、背後に見える端正な山は何山だろうか。しばらく歩くと右万坂峠方面、左斑尾街区の道標、ここでゲレンデを離れて斑尾街区方面をとる。 眼下に斑尾街区が見下ろせるようになって、ふたたびゲレンデに突き当たるが、そのまま適当にゲレンデの中を歩いて行くと、街区から上ってくる登山ルートに出会う。ここからは以前家内と歩いた斑尾山メインのコースだ。
ゲレンデの両側は紅葉の真っ盛り。リフト終点から落葉樹林の中へ入り、小ピークを過ぎた先が一等三角点斑尾山頂である。ここは樹林に囲まれて展望はない。にもかかわらず展望案内板があるのはなぜ?、その案内板も地面に落ちたままになっている。信越トレイルはここから万坂峠へ向かって一歩を踏み出すわけであるが、この先に大明神岳という絶好の展望台のあることを知っているので、そこまで往復することにする。 大明神岳からは眼下に野尻湖、その先に妙高山と黒姫山、さらに飯縄山、戸隠山と並ぶ。この斑尾山と合わせてこれが北信五岳である。妙高の隣に火打、左には高妻、遠く北アルプスの山々など、ひとときの展望を楽しむ。 斑尾山頂まで戻って万坂峠への下りとなる。下りはじめてすぐ、1ヶ所だけ妙高方面の展望が開けるところがあるが、あとはブナの美林、そしてスキーゲレンデへのルートとなる。山頂から下ること50分弱、袴岳との鞍部『万坂峠』は県道504号が通っている。 峠から袴岳へのルートに入る。入口には信越トレイルの表示と『袴湿原・沼の原湿原』の表示はあるが袴岳という表示はない。 よく整備された緩勾配の道をしばらく登って行くと袴湿原に着く。以前はここから袴岳へのルートがわからず藪こぎで苦労したことがあるが、今日は迷うことなく袴湿原の木道を伝い、さらに平坦道を行った先で道標に導かれて袴岳山頂への分岐道の登りへ入る。この登りがまたブナの美林である。黄葉の美しさに目を惹きつけられながら足を運ぶ。 どうしたことか急に右足くるぶしに痛みが生じてまともに歩けなくなってしまっ
ダケカンバの巨木が何本か群れている小さなコルからひと登りすると袴岳の山頂となる。ブナの美林の中、西側だけ樹木が伐採されて、妙高方面の展望がいい。三角点を確認し、ひと休みしてから赤池への下山となる。2万5千図には載っていないが、コースはよく整備されている。 くるぶしの痛みも忘れるほどになって、山頂から40分ほどで林道へと降り立つ。あとは上り勾配の林道を20分ほどで、今朝方の赤池駐車だった。 一部を除いて展望にはあまり恵まれないコースだったが、黄葉紅葉の適期に歩けたのは幸いだった。次回は赤池から野沢温泉スキー場にある毛無山方面へと歩くことになる。 |
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