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≪尾瀬をめぐる山行≫

1988.07.10 熊沢田代から燧ケ岳へ
1988.07.31 至仏山から尾瀬ケ原へ
1993.05.01 山スキー 尾瀬ケ原から景鶴山へ
1995.05.03 残雪期の尾瀬ケ原と景鶴山へ
199509.23 熊沢田代→燧ケ岳→三条の滝→燧裏林道
1996.05.11 残雪期の尾瀬沼へ
1996.06.27 菖蒲平から尾瀬ケ原へ

  

尾瀬ケ原
群馬・福島 2009.07.05 孫家族 マイカー 地図 尾瀬ケ原  三角点なし
 鳩待峠(8.00)---山の鼻---尾瀬ケ原散策---山の鼻---鳩待峠(13.30)
サワラン

梅雨の中休み、孫家族と尾瀬ケ原を訪れました。

これまで季節を変えては、尾瀬ケ原や尾瀬を取り巻く山々など何回も訪れてきました。調べて見ると最後に尾瀬を歩いたのはもう13年も前のことでした。

尾瀬のシンボルはミズバショウ、そのミズバショウに出会えるかと思ったのですが、既に花は終わっていました。今どきミズバョウだけならどこにでも見られますし、ましてや私の住む北長野では別に山へ行かなくても少し標高の高い山里なら手軽に見られます。
しかし今回は孫に見せてやりたかったのですが、残念でした。

戸倉からマイクロバスで鳩待峠へ。バス待ちもなく鳩待峠へ到着。予想したより人の姿は少ない。歩くのにはちょうどいい涼しさ、10才と5才の孫もまずは元気にスタートした。


鳩待峠から山の鼻までは下りコース、行程差で200メートルほどだろうか。下りらしい感じは最初だけ、あとは平坦道に近い木道がつづく。13年前の記憶をたぐってみると、この下り道もすっかり様子が変わってしまい、公園の遊歩道のようになっていて、ひょいとショルダーバックを肩にかけ、街着の人の姿も多い。観光
団体ツアーもまた多いのに驚く。

疲れたとか文句を言いながらしぶしぶ歩いたり、立ち止まってしまう孫をなだめながら、何とか山の鼻まできた。ここでビジターセンターを見学したりして大休憩。

これから尾瀬ケ原をどこまで周遊できるか、チビたちの足次第だ。
鳩待峠で思ったより人が少ないと感じだか、原の木道は歩く人が絶えない。孫たちはどうも気乗りしない様子で『もっと行くと、帰るのもそれだけよけいに歩かなくとはいけないんでしょう』なんて文句を言いつつ歩いている。
小才の孫はついにストライキ、しばらく爺の背中へ。花は端境期なのか少なめだ。ニッコウキスゲ、ワタスゲ、ヒメシャクナゲ、サワラン、ヒオウギアヤメ、ウラジロヨウラク、カラマツソウ、クモマニガナ、テヤマリンドウそれにモイセンゴケなどが見られた程度だった。

池塘の美しいところので足を延ばして早めの昼食休憩。尾瀬の名峰至仏山も燧ケ岳も見えてはいるが、空には雲量が多く、青空とともに池塘にその姿を投影する景観は目にではなかったのが残念。
二人の孫は『ヤッホー』を思い切り叫び、初めて体験する“こだま”を楽しんでいた。

山の鼻から鳩待峠へは、最初の平坦部は元気よく歩いていた5才の孫は、上り勾配に変わってから疲れが出て足は遅々として進まなくなった。それでも「おんぶ」も言わずに休み休み何とか足を進めていく。時間はかかったが、最後まで歩ききって鳩待峠へ帰ってきた。