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伊那谷根羽村 愛宕山=あたごやま(865m)

今年(2006年)山行テーマの一つは『伊那谷の山へ登ろう』、その手始めに、国土地理院地形図を
参考に、名前のある山、名前は無くても三角点のある山などからピックアップして、
3日間で伊那谷最南部平谷村・根羽村の8座を登ってきた


愛宕山 売木峠 鉢盛山 三国山 高峰 平谷峠 十六方 才ノ神
長野県 2006.02.09 単独 マイカー 三角点なし
コース 宗源寺下(8..40)−−−愛宕山(9.15-20)−−−宗源寺下(9.50)
山頂には台座の跡がある
地図・・・横道南東

伊那谷最南端、峠を越えれば愛知県という根羽村は人口1300人、面積の92パーセントが山林という淋しい村の中心部付近に愛宕山がある。

平谷村方面から国道153号線を南下、根羽村中心部の坂町へ入る直前、村役場の少し手前に『宗源寺』への看板が見えるのでここを左折、すぐに寺の下に出る。老人介護施設の大きな駐車場があるのでここへ駐車。

宗源寺本堂への石段を登る。どこに登山道があるか不明、地図にも載っていない。本堂の左側に回りこみ、墓地の中を登ってみたがその先は藪で行き止まりとなる。藪を掻き分けながら急な山腹をしばらく登ると尾根に出た。
はっきりとした道ではないが、山仕事に使う踏跡が尾根通しにつづいてる。この尾根を外さずに登っていけば多分愛宕山の山頂へ達するだろう。雪はまぶした程度でまったく問題はない。

いくらか汗ばむころ山頂らしい高みとなるが、同じような高度で尾根は北へ延びている。山頂標識を探してさらに北へ歩いてみたがそれらしいものは見当たらない。戻って最初の高みを見てみると、1メートル四方ほどの石の台座がある。昔ここには社があった跡ではないかと推測される。
樹林に囲まれて展望はまったくなく、早々に同じ道を宗源寺へと下った。
 
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