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伊那谷根羽村 鉢盛山=はちもりやま992m)

今年(2006年)山行テーマの一つは『伊那谷の山へ登ろう』、その手始めに、国土地理院地形図を
参考に、名前のある山、名前は無くても三角点のある山などからピックアップして、
3日間で伊那谷最南部平谷村・根羽村の8座を登ってきた


愛宕山 売木峠 鉢盛山 三国山 高峰 平谷峠 十六方 才ノ神
長野県 2006.02.09 単独 マイカー 三等三角点
コース 林道(12.40)−−−鉢盛山(13.15)−−−林道(11.50)
地図・・・横道南東
鉢盛山三角点


およそ登山とは無縁のような山。もちろんガイドブックやネット上の情報も皆無。三等三角点があるというだけで登ることにしたのだが頼りは地図だけ。その地図には登山道は載っていない。

根羽村中心部の坂町から国道153号線を稲武方面へ向かって走ると、初入で矢作方面への道が右折する。道標にしたがって矢作方面へ向かうとすぐに林道本洞線が右に分かれるので(本洞線の表示がある)この林道へ入る。雪は圧雪状態になっている。最初のY字は左へ。林道入口から2キロほどでまたY字分岐となる。
(鉢盛山への取付を探してこのY字を右手にとり、雪の道をさらに上まで行ってみたが取り付けそうなところが見当たらない。結局二ツ目のY字分岐まで戻った)

二つ目のY字の左手は小さな橋になっている。この付近に車を止めて歩くことにした。
Y字の右手の林道を200メートル弱ほど歩いたところで、右手山腹の藪へ入る。藪をこぎながら早く尾根に乗ることを願って強引に登って行く。雪はまぶした程度でそれほど苦労することもなく尾根に乗った。
あとは尾根を忠実に登って行く。伐採木の放置などで歩きにくい。念のために赤布をいくつか残していく。

ほどなく稜線状の尾根となる。稜線には鹿の食害防止ネットが張られている。稜線を左の高みへ向けて進むと、たいした距離もなく三角点のある山頂へ着いた。
山頂は杉林に囲まれて展望は皆無。もちろん山頂標識なども一切ない。何とも殺風景な佇まいを見せていた。森林作業員以外に訪れ人もないだろう。
三角点標石の写真だけ撮ってすぐに引き返す。帰りは最後のところで登ったときの道を外してしまい、500メートルほど下の林道へ降りてしまった。
 
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