UNCLEおじさんの言いたい放題

12月号いんた〜ねっと?のつづき

 あけましておめでとうございます。今年もUNCLEの言いたい放題、よろしくおねがいします。なんて書いているのは12月なんですが・・・
 前回はインターネットで気をつけなければいけないことについて書きましたが、今回はもう少し突っ込んでみましょう。
 メールを送る時の注意点補足で、HTMLメールは送らない、というのがあります。HTMLでメールを送るとかっこいいですが、受け取るほうのメーラーがそれに対応していないとタグといわれる文字が間にはいりとても見にくくなります。
 タグというのは「<」と「>」にはさまれたいわゆるインターネットブラウザの表示命令言語です。タグがでてきたついでにここでこれからホームページでもつくろうか、という方の為に簡単なタグを紹介しましょう。
 HTML書類をつくるには市販の作成ソフトもありますが、当然のごとく有料ですし、安価なものだとなかなか思うように出来上がってくれなく、結局手作業で修正を繰返すことになりますので、最初から作ってしまうことにトライしてみてください。
 まず、書類のフォーマットですが、ワープロではなくエディターで作って下さい。マックならシンプルテキスト、ウインドウズならメモ帳で十分です。
 最初に書く書類名は「index.html」です。これは文字どおり目次となるわけですが、URL を指定すると一番最初にこのページが開くようになっています。
 それでは1行目
!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 3.2//EN"
 これはこの書類がHTML 3.2という規格化で書かれていると言う意味です。
 2行目 HTML ここからHTMLが始まるという意味です。
 3行目 HEAD ヘッダーですね
 4行目 TITLE 目次 /TITLE このページの題名です。ブラウザの一番うえに表示されます。
 5行目 /HEAD ヘッダーの終わりです。
 このようにタグの終わりには必ず「/」をつけます。ここまではヘッダーですから本文には何も表示されません。
 次に本文のおおまかな形式を書きます。
BODY TEXT="#222222" BGCOLOR="#DDFFFF" LINK="#0000FF" VLINK="#FF0000"ALINK="#000088"
 BODY というのはここから本文が始まるという意味でBODY TEXT というのは文字の色です。
 真っ黒の場合は000000という数字になりますが、目にきついので222222とちょっとうすくしています。この数字は16進数で0〜9、A〜Fで表します。FFFFFFと書けば真っ白になります。
 BGCOLORはページの地色です。DDFFFFはうすいブルーを表します。
 LINKはクリックするとジャンプする文字の色を指定します。同様にしてALINKはジャンプする瞬間の色、VLINKはジャンプした後ここは一度ジャンプしたことがあるよと教えてくれる色です。
 さていよいよ本文です。先ほどので囲まれた題名を最初に表示しますが、最初に表示位置を決めましょう。
 真中に持ってきたい場合は
真中

右端の場合は
右端

左端は
左端

 いずれも解除する時には/CENTERのように「/」をつけます。
 次に字の大きさですが、FONT SIZE="6"のように表します。数字は1〜7までありますが、3以下になると小さすぎてしまうので通常は3〜7の間でしょう。
 解除には/FONTとするか新たに指定すればその大きさになります。
 文字の修飾としてはボールド、イタリック、等幅、上付、 下付、アンダーライン、取消線、等があります。
 改行は BR 段落は P で表します
 HR SIZE="10" WIDTH="300" ALIGN="CENTER" NOSHADE は水平線で、SIZEは太さ(ピクセル)、WIDTHは長さ(ピクセル)、ALIGNは位置、NOSHADEは影無しです。
 と言うところで紙面が尽きました。続きはまた次号で。
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