いやー楽しかったっす。
との教えとおり、グレイシアーベイにしぼってよかった。もう、お腹いっぱい!!
ザトウクジラが、カヤックのすぐ前でバコンバコン飛び出すわ、 (バブルネットフィーディングも目撃できた!)黒熊とは海岸でにらめっこするわ、 グリズリーは歩いているわ、 狼がテントを訪問してくれたわ、 白頭鷲とぶかりそうになるわ、 ラッコはいつまでもついてくるわ、 アザラシはいつまでも寝てるわ、 パフィンはプカプカ浮いてるわ、 アシカはアウアウ集団で泳いでくるわ。。。。。 頭の中は某NHKの「生き物地球紀行」のテーマがなりっぱなし。 ピンクサーモンが、入れ食いで、毎日、いくら丼とさしみがうまいのなんの。 コシヒカリもっていってよかった。 ワサビもあってよかったあ。 天気もよくTシャツと短パン!最高じゃあ。
一押しのフィールド!みんなも、鯨と氷河の海で遊ぼう!
4,000mを越えるチルカット山脈とフェアウエザー山脈に包まれたグレイシアー・ベイ国立公園。
先住民族のクリンキット・インディアンは「巨大な氷山の湾」と呼ぶ。16もの氷河が流れ込み、100kmにも及ぶ複雑なフィヨルドが作る氷河の海。年間を通じて4,000mmを越える降水量が、巨大な氷河とレイン・フォレストを育んでいる。ザトウクジラやアザラシ、アシカ、ラッコなどの海獣をはじめ、ブラック・ベアやグリズリー、狼、ドール・シープなどの野生動物、パフイン、ミヤコドリ、白頭鷲、多くの鳥類を目にすることができる。1992年に自然遺産と文化遺産のふたつの世界遺産の2重指定を受けている。
グレイシアー・ベイ国立公園の観光はクルーズがメイン。南東アラスカでもっとも人気の高いアクティビティだ。豪華なクルーズシップよりも、もっとグレイシアー・ベイのスケールを実感できる手段がある。シーカヤックを使って湾の奥深くへと入っていく方法だ。グレイシアー・ベイは北に向かってピースサインの形のように二つの大きなフィヨルドに別れている。EAST ARMのミュアー入り江は夏の間、ほんの数隻のエンジン船しか入ってこれず、豪華客船が次々にやってくるWEST ARMと比較して、静かで、本当のウィルダネスを実感できる。
今回は、ガスティバスのバートレット・コーブキャンプ場から漕ぎ出して、クジラや野生動物とふれあいながら、Riggs氷河とMcBridge氷河に到達するEAST ARMの旅を紹介しよう。
グレイシアー・ベイでの行動記録 (表をクリックしてね!)
距離 (km) | ||
ザトウクジラ humpback whale | Bartlett Cove campground→whales
→ Bartlett Cove campground | 8km |
ブラック・ベア black bear | Bartlett Cove campground →Bearslee Islands | 5km |
ハヤブサ falcon | Bearslee Islands → Leland Islands | 22km |
ツノメドリ horned puffin | Leland Islands → South Marble Island→ Leland Islands | 10km |
ラッコ sea ottrer | Leland Islands → Garforth Island
Garforth Island → Forest Creek | 18km 20km |
氷河 glacier | Forest Creek→ McBride & Riggs Glacier | 22km |
鷹 hawk | McBride Glacier → Forest Creek | 13km |
狼 wolf | Forest Creek → Sturgess Island | 30km |
白頭鷲 bald eagle | Sturgess Island → Pt.Mt.Wright | 8km |
グレイシアーベイへのアプローチ
アラスカの州都ジュノーから西へ77km。アラスカ航空が一日一便就航。所要時間30分。
高速艇も1日1便。ジュノーのAuk Bayを11:00AMに出港し、1:15PMにGustavus(ガスティーバス)に到着する
。帰りの便は5:45PMにGustavusを出港しAuk
Bayに8:00PMに到着。 片道$45+tax,往復$85+tax. (May 15 to September
11 ,1999年データ)
Gustavusに到着したフェリーはそのままアイシー海峡でクジラ見物をする遊覧船へと変わる(2:00PM-5:00PM)。Gustavusからだと$78,ジュノーからの往復とセットだと$139+taxとなり$24お得。
Alaska's Premier Native-Owned Day Cruise Company(Gustavusへ移動する高速船)
Gustavusのフェリー桟橋から、湾側に入り込んだバートレット・コブ側のグレイシアーベイ・ロッジやキャンプ場までは、タクシーで数km。$5-8で移動できる。
食料・ベアスプレーはガスティバスの小さな店で一そろい入手できるが、嗜好品(酒・タバコ)などはジュノーで購入した方が無難だろう。
Gustavusでのシーカヤック・レンタル
Glacier Bay Sea Kayaks
7〜8月中はカヤックレンタルは大人気。まとめて借りたいなら必ず予約を!
ドロップ・オフ&ピック・アップ
毎日就航しているクルーズ船が湾内の3個所でカヤックごとドロップ・オフとピックアップをしてくれる。
受け付けはキャンプ場やロッジのレンジャーステーションでできる。
Glacier Baytours & cruises
片道$83,往復$165.ポイントは地図参照。
@Mt.Wright(East Arm入り口)、9:30AM,
AREND INLET入り口、10:30AM
BGEIKIE INLET入り口、2:30PM
釣り(Fishing)
鮭・オショロコマ・ニジマス・おひょう・カレイ・タラ・クジメ・カニ他
ライセンスが必要(日数・年により値段が変わる。ロッジ等で購入可)
巨大おひょう(ハリバット)やサーモンにはそれなりの装備が必要。
現地で人気のピクシーという赤やピンクのスプーンが絶大な当たり。
East ArmではGarforth Islandの南まではピンク・サーモンがよく釣れた。(7月後半)
ワサビ・醤油(いくら丼にはみりんも欲しい)の携帯はいうまでもないが、魚の処理が大切。熊が出没する可能性のある場所、特にキャンプ地では避けること。
グレイシアー・ベイに関する書籍
「アラスカ光と風」星野道夫/福音館日曜日文庫
「アラスカ/地球の歩き方」ダイヤモンド社
「Guide to Sea Kayaking in Southeast Alaska」 JIM HOWARD /The
Globe Pequot
地図:1/94,000、ロッジ、レンジャーステーションで入手可能 $10.
日本からのツアー
(株)ワイルド・ナビゲーション
(03-5731-8770)でツアーを行っている。飛行機やホテル、レンタルカヌー&カヤック、川までの送迎の手配などの個人手配も行ってくれる。情報も豊富。
e-mail: travel@wild-navi.co.jp
Sweet River Enterprise
e-mail: river@polarcom.com
ホワイトホース在住の日本人リバーガイド熊谷芳江が設立。アラスカ・シーヤックの旅以外にもユーコン・カヌートリップや犬ゾリ・ツアーも行っている。
グレイシア・ベイ関連情報
ファルトボートで海を行く赤塚氏のBajau trip.2004年のグレイシアベイ紀行があります。