UNCLEおじさんの言いたい放題

2月号ちょっとぐち?

 毎度御贔屓に、今回はち ょっと真面目路線で・・・といっても今までが不真面目というのとは違いますが面白くはないでしょうね。
 私の所属している労組は御存じ「全逓信労働組合」です。
 全逓と言えば、今は連合ですが総評系の代表とも言える組合でした。
 ということで、自組織の運動も去ることながら、他単産や地域との共闘も盛んに行われていました。
 もちろん本部主導で形を成した組織も多かったです。
 その一つに勤労者協議会というのがあります。
 皆様の地域にも場所によってはあるでしょう。
 全逓というのは全国組織で規模も大きいです。
 地方でなにかひとつ組織を作ろうとした時に大きな力になります。
 日音協の支部もしかりです。
 過去に本部主導でたくさんの勤労協のような組織が出来たのですが、毎度書くように全逓と言えども緊縮財政ということで、資金援助等が切り捨てられようとしています。
 私はと言うと数年程前から地元の町の勤労協会長をしておりますが、隣も町もその隣も町も同様です。
 これはそれほど思い入れがあった訳ではなく、過去に先輩が役員をしており、出身は地元ではないのですが、現在もそして未来もこの町に住むであろう、という責任感みたいなもので引き受けました。
 ところが寝耳に水の共闘廃止、たぶんにこれは勤労協が未だに旧総評系の思想をひきずっている反面、本部はさっさと民主に鞍替えしたことと関係しているかも知れません。
 政治的には分かります。が、地域で仕事はおろか、家族共々の関係が作られている我々はどうなんでしょう。
 私は全逓の組合員ですが勤労協の会員でもあり、もちろん町の住民でもあるわけです。
 つまり勤労協の会員同志は単なる共闘以上の関係をもって日々暮らしている訳です。
 一方で日音協、全逓音協といった日常ではないけど私にとって生涯をかけた大事な運動もあります。
 今、私のとっては二者択一の岐路に迫られています。
 もちろん本部はそんな重要なこととは夢にも思ってないでしょう。
 現在の役員を降り、個人として勤労協に参加するのは自由と言う解答です。
 でも現場でそんなにすんなり事が運ぶでしょうかね。
 私には責任はないと言えばそれまでですが、いわゆる裏切り者ということになりはしませんかね。
 そうは思わなくても今までの打ち解けた仲間とは一味違った関係になる事は十分予想できます。
 日音協も会員制になり、今までとは様相が変わってきていますが、私の廻りではまだまだ親密な関係が持続されているのではないかとかってに思っています。
 皆様の周りではどうでしょうか?
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