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伊那谷 とうじあげ山=とうじあげやま(1132.m)

2006年度のテーマは『伊那谷の山』です。2月に8座、3月は12座、そして今回は下記の11座を登ってきました。対象の山は国地院二万五千図を参照にして選定。等級を問わず三角点の表示があり、かつ地図から推測するとピークを有して存在感がありそうな山、それと三角点はなくても山の名前が記載されて一般に認知されていると思われる山を選びました。地域は伊那谷南部の阿南町・天竜村です。
向山 新野峠山 峠山 天ケ森 とうじあげ山 西峰山 上黒田山 せいきらし山 丸山 木曽峰 弁当山
長野県 2006.04.24 単独 マイカー とうじあげ山 二等三角点 地図 満島南西
コース 林道とうじあげ線と大久那線との分岐(13.30)−−−とうじあげ山(14.00-14.05)−−−林道分岐(14.25)
とうじあげ山二等三角点

天竜・阿南境界の山

国地院地図には三角点記号と標高1131.9mの表示があるだけで山名は記載されていない。
三角点の点名は『新野』。
HP『伊那谷の山』によれば『とうじあげ山』という名前があることがわかった。

国道151号線新野千石平道の駅の信号から418号線へ入り、1.5キロほどで左手の橋を渡って梨畑を経由、そのまま林道大久那線へとつながり、やがて三叉路交叉となる。左へ分かれるのが林道とうじうげ線である。三叉路には金網フェンスがあって目印になる。駐車可能な空き地もある。

空き地に駐車して目の前の尾根突端へ取り付く。道標はないが踏跡は明瞭で迷うことはない。
なだらかな尾根上の踏跡を、芽吹き前のコナラの美林を眺めながらのんびりと足を運ぶ。一人前には程遠い鳴き声でウグイスが目下練習に余念がない。長閑な雰囲気を味わいながら、簡単に山頂へ到達した。
三角点の存在を主張するように、二等三角点標石の上を赤テープがビラミッド型に張られている。

山頂は切り拓かれた10坪ほどの空間で、ヒノキ、ナラ、カラマツ、アカマツなどが周囲を取り囲み、展望には恵まれない。苔の張り付いた三角点標石が人の訪れの少なさを示しているようだった。
 
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