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御殿山(789m)

 
愛知
2014.01.12 単独 マイカー   三等三角点
コース 槻神社駐車場(11.55)---御殿山(12.35-1240)---槻神社駐車場(13.15)

1/11~1/14 4日間で登った山11座
  白鳥山 大峠 神野山 鞍掛山 古戸山 御殿山 大坂山 棚山・宇連山 竜頭山 瀬戸山  高戸山(敗退)

御殿山山頂 登山道

古戸山を登り終わると、ただちに御殿山へ。カーナビ君は何の迷いもなく登山口となる槻神社駐車場へ連れていってくれた。こういうときは気分がいい。

20数年前に登山を始め、北海道から九州までマイカーを駆って走り回ったころのこと。頼るは一冊の道路地図のみ、迷い、行ったり来たり、ようやく登山口へ着くと、もう8割がたは登頂したも同然の気分になったことを思い出す。当時は登山口までのアプローチが本当に大変だった。今はカーナビ無しで遠方へのドライブなど考えられない。今回の愛知の山旅、カーナビで楽はしているが、無名に近い山へは、そうやすやすと案内してくれないケースも多い。幸いこの御殿山は戸惑うことなく槻神社へ到着した。10数台はとめられる駐車場が整備されている。

社殿は特筆するほど立派とは言えないが、天をつく巨杉の社叢が神秘的な趣を醸していた。登山道の道標はないが、社殿の左方に山道が見える。これが御殿山へのルートと見当をつけた。しばらくは山腹を緩やかに斜高していく。始めて「御殿山」の道標を見て安心する。この先からところどころに道標が設置されていた。せめて登山口にでもあれば安心できるのに・・・・・。

やがて右手へ折り返すようにして尾根の登りに変わる。勾配も増してきた。
衛兵のように二基の石仏の並ぶ間を通り抜けると、狛犬、崩れかかった小屋があり、その上が山頂だった。高低差は300m強、40分の登りだった。山頂には神社の収まる小屋、三等三角点標石、そしてそそり立つ杉の大木が並ぶ山頂は、神域という雰囲気に包まれていた。展望はなく、一息入れるとすぐに下山にかかった。

下山途中、夫婦らしい二人に出合う。三角錐に見える山を尋ねると三瀬明神山とのと。それなら8年前の真冬に登ったことがある。土地勘がないので、登った山でも教えてもらわないと分からない山ばかりだ。昨日から6座目にして始めて出会った登山者だった。

下山すると、すぐ近くにある大坂山へと向かった。


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