UNCLEおじさんの言いたい放題
4月号ハードディスクレコーディング
何故か今年は春一番が吹かなかったそうな、そのせいかまだまだ寒い日が続きます。体だけは大事にしましょうね。{{(>_<)}} ブルブル...
日音協セカンドCD製作もいよいよ大詰めに入りました。d_(>o<) ヨクデキマシタァー!
今回はテクニカルディレクターの他にジャケットデザインまで担当してしまったので、ふうふう言ってます。(∩_∩;)P 白旗〜!
原稿や写真をまだ送ってない人沖縄音楽祭に間に合わせるためにも早く送って下さいね。(-人-;)
前回に引き続きハードディスクレコーディングの話ですが、そもそもCDにする段階そのものがハードディスクレコーディングということになります。(なんのこっちゃ?)
大量に作る場合はレコードと同じようにプレスしてつくりますが、その場合でもマスターになる CDはハードディスクレコーディングでつくります。
もちろんできあがったCDと全く同じものを PC内でつくることも可能です。
これはいわゆるデジタルコピーと言われるもので個人で楽しむ以外は著作権の侵害になりますので良い子は決して真似しなように!
ハードディスクレコーディングする場合の注意点としては、アナログと違い入力オーバーは歪むだけでは済まなくエラーとなってしまいますのでレベル合わせが一番大事です。
あとで出てくるノーマライズというものでレンジギリギリまで増幅することが出来ますので、むしろレベルは控えめでもいいと思います。
そのノーマライズですが、これは波形全体を調べて一番大きい音が最高レベルになるように調整することです。
これによって同じCDの中で曲によっての大小がなくなります。
ただし、曲の中での強弱を変える訳ではないので、たとえばクラシックのように盛り上がり(盛り下がり?)の差の激しい曲等では聴感上あまり変化はありません。
その他にもDCオフセットというのがあります。
これは会議などでもよくありますが(日音協のではなく)録音時に波形の中心がずれてしまうことを言います。
これがあると途中で「プチプチ」という雑音が入るので議長は話を元に戻さなければなりません。修正は必至ですね。
また曲の最初と最後には必ずフェードインとフェードアウトの処理をします。
音というのはものによって早い遅いはありますが一瞬にして立ち上がる訳ではなく、ほんの小さい音から徐々に大きくなっていく訳ですから、その最初の小さい音の少し手前からサウンドが始まることになります、
つまり録音してはあるが無音の部分というものが必ず存在します。
一方曲と曲の間にもブランクがある訳ですけど、こちらのほうは録音していな無音部分です。
この録音していない無音部分から録音してある無音部分に(ややこしいなア)差し掛かるところにも「プチ」という雑音が入ります。
これを防ぐためにフェードイン処理をします。
時間的にはアレンジのフェードインと違ってほんの一瞬ですが・・・(聞き取れたら偉い!)
曲の最後の部分も同様です。
これらの作業を一般にマスタリングと言っています。
マスタリングにはこの他に曲間のブランク調整。
エンディングの音が長々と続くと(思い入れがあるとどうしてもね〜)同じ曲間でも長く感じられ、スパッと終わる曲だと短く感じられます。
もっとつっこんマスタリングとしては、デジタル臭さをなくすために一度アナログミキサーを通したりもします。
沖縄音楽祭には新しいCDを持って行けると思いますので愉しみにしていて下さい。
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