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テイクオフ(下関)2001.12.01
「かっこいいじゃねぇかこの野郎ツアー2001ワンマン七拍子」今回の下関ライブは、宇都宮、大阪に次ぐ三ヶ所目。なにがスゴイって、関東・東北方面からの茶族の大集結!おかげで前回の下関ライブよりさらに盛り上がったライブとなりました。東日本の人が下関に来るのって、私が東京のライブに行く感覚とはちょっと違うと思うんだよね。みなさん、さすがです。フットワーク軽すぎです(笑)私ももう少し見習うことにします…。
さて今回は、『ボンノウラブ』で始まり、いきなり『人間バカ』!KIDくんの「下関、最高だぜぇ〜!!」であっと言う間に、みんな絶好調!
「夏にここに来て、年内に必ず戻ってくるという約束を果たした俺たち、イカシてるぜっ。どうよ!下関でワンマンができるんだよ!!うれしぃ〜!」そりゃもうメンバーは楽しそう。でもやっぱり見てる私たちの方がもっと楽しいでしょ。なんたって峯さんのお父様の退職記念ライブですもん、盛り上がらないワケがないでしょう?
『ビバ俺』『こだわりって何だっけ』『現代科学の粋を駆使して』で、そのままてっちゃんのドラムソロ。かっこいいねぇ、下関で毎晩飲み続けて二日酔いでステージにあがった人とは思えないほどの迫力です。きっとスティックを持った途端に、アルコールはそのままとんじゃう仕組みだね?ここで『愛を込めて』へ。
オミ:「ずっとツアーまわってて、昨日一つ気づいたことがあるんだけどさ。サウナとか銭湯っていう所に俺らはよく行くのね。で、そういう場所は男4人が裸で一緒に風呂に入ってても何とも思わないんだけど、昨日峯さんの実家に遊びに行って、うちのマネージャーのマルコム・マクラーレンにですね(笑)(注1)『じゃぁKIDくんとオミちゃん、一緒に入って』って言われたとき、すごいイヤだったんだよね(会場大爆笑)あの銭湯っていう場所は男同士で入っても、全然苦じゃないじゃんか?何であの狭いスペースになるとあんなにイヤなのかね?(笑)ぞっとするのよ!なんか不思議なもんだなぁ。何も変わらないのにね、裸で風呂に入るって作業については(笑)」「女の子もそうですか?一緒に風呂入ったりする?友達と。まぁ女の子だと絵になるかもしれないしなぁ」
KID:「俺とお前じゃなぁ」
オミ:「ちょっとなぁ(笑)」「KIDくんの腹…体だけは洗えない(笑)洗いっこしてるワケじゃないからね!自分の体は自分で洗ってるよね〜。たいしたもんだ!(笑)」
『変わり続ける君へ』の後、「みなさん発情してますか〜!?」で始まった『世界筆おろし』。股間からマイクはぶらぶら生えてくるわ、1人でなにやら始めちゃうわ(照)、この日のオミくんははっきり言って今までに見たことのない動きをぶちかましてくれました。いやぁ、未成年者には見せられませんね(笑)
さてここで、1月発売のニューアルバムの宣伝。
「『濃縮茶汁』をひっさげて、また必ず下関にきます!」「峯さんのおやじさんが『大潮の日に来い』と言うので、それに合わせてスケジュールを組むバンド、ザ・茶番!イエ〜イ!(笑)」…こんなの聞いちゃうと、家族ぐるみでホントに仲がいいんだなって、バシバシ伝わってきますね。だからこそメンバーの結束も固くなるんだろうし、息の長いバンドになってくれるんじゃないかなぁと期待できる。そうだよね??
『イッテコイノチャラ』『赤色2号』に続き『見返りにギャフン!』。この後、峯さんとオミくんがなにやらコソコソ。すると峯さんがステージから降りてどこかへ…。
「今とんだハプニングが…(笑)あのね、鼻がつまったから、かんでくると(会場大爆笑)。なんとアットホームな流れですすんでおりますザ・茶番のライブ」「さてワンマン七拍子の下関が三番目になります。下関でワンマンできるなんて本当に幸せ!なによりも峯さんがほんとに幸せだと思います。東京を見てもね、なかなかあんだけかっこいい下関男はいませんよ。」「俺もすごい好きなんですよ下関が。好きな土地が出来るとね、すぐ住みたくなってしまうんですよ。東京でね、がんばってワンマンできるようになるじゃないですか。そうすると今度は大阪を攻めるわけですわ、信長の野望のように攻めていくわけですよ。大阪でもワンマンができる為にはどうすればいいかと。」「みんな大阪に住んで、東京には通えばいいってハナシになるわけですよ。そうすれば全国どこへでも永遠の旅ができるわけです。(沈黙)……うん。間違ってますね(笑)」そんなすぐに引っ込めなくても…。
ここで峯さん登場。
オミ:「どうだい鼻のほうは」
峯:「うん。そこそこかんできた」そこそこ…?
後半戦にいこうとするも、ドラムにアクシデント?ここでオミくん、トークでのばします。
オミくん:「なんてったって2階席があるっていうじゃない!全員で2階に移動してみない?(会場大爆笑)俺に『2階〜!!』って言わせてよ、飽きたら降りていいって言うから(笑)。そうそう明日の岡山のライブハウスも2階があるんだよね。」
KID:「(速攻)ないよ!」
オミ:「(速攻)あるよ!」
KID:「荷物置き場だよ!」
オミ:「お客さん入るらしいよ」
KID:「……じゃ、入ってないってことだね?」
オミ:「…うん。…じゃぁ明日の岡山も全員参加ということで!」
いつもよりトークのノリがいいかんじ(個人的な意見ですっ)。トークの笑いからうってかわって、しっとりと『唾』『あなたはとても美しい』へ。そして『公の場』では、峯さん、KIDくん、てっちゃんのソロ披露!!そしてオミくんのダンス!!なんか…どうしたの?ってくらいノッてるオミくんは、一体!?今日の盛り上がり方は、やっぱ違うよ。ステージ上があれじゃ、こっちもついていかなくっちゃ。次は『奇跡の起こし方』『愛の勘違い』。『愛の勘違い』の出だしを間違えるオミくんは、やっぱり踊りすぎか?そして今日のラストは『スッカラカンのペロンペロン』。
さてさてもちろん、アンコール。「下関暖かいかと思っけど、けっこう寒いなぁ〜。岩手といい勝負だ!」ってことで、『衣食住』。オミくんのシャウトが、KIDくんに負けてなかった。かっこいぃ!そして『猿男』。…ちょっとね、興奮しすぎて覚えてないんだけど(苦笑)。KIDくんがステージを降りてガンガンやってくれたのは、『猿男』だったっけ?(誰に聞いとんじゃ)。あ〜記憶力、ワルっ。誰かに聞いて、ここは後日こっそり訂正ねっ(恥)。
アンコール2回目は、『ホープ』。これは私の一押しの曲なので、これがないと物足りない。ありがとう、今回も聞かせてくれて。でもね、一つ残念だったのは…『おはようおじさん』がなかったのね。今度のアルバムに入ってるから、聞かせてくれるかなぁ〜〜と期待してたんだけど。CD買って、聞けってことですか?
今回ちょっと思ったコト。
テイクオフは楽屋がお隣の家なので(笑)、メンバーは客席の後ろにあるドアから出て行くんだけど、メンバーが出入りする時のドアの開け閉めを大参さんがするんですね。メンバーが出て行くのを目で追っていくと、その先にはドアを開けて微笑んでいる大参さんが。いつもはライブ中に大参さんがどんな風にメンバーたちを見てるのかなんて考えてみたこともなかったんだけど、その表情を見てなんかこう、誇らしげに自分の子供を見守るお父さんとか(笑)そんなカンジで、心が温まりました。普段もいつもにこやかな大参さんだけど、それとは全く違う表情だったのが印象的。打ち上げではいろんな人の『ビンテージ』を聞いちゃったし(笑)、なんかいいもん見せてもらったスゴイ一日でした。
(注1)マルコム・マクラーレン
1970年代に活躍したイギリスのパンクバンド、「セックス・ピストルズ」の敏腕マネージャー。果たしてこの名前に反応できた人は、あの場に一体何人いたのか!?知ってる人は知ってるだろうけど…。ふつぅ、知らんやろっ!
【SET LIST】
ボンノウラブ/人間バカ/MC/ビバ俺/こだわりって何だっけ/現代科学の粋を駆使して/愛を込めて/MC/変わり続ける君へ/世界筆おろし/MC/イッテコイノチャラ/赤色2号/見返りにギャフン!/MC/唾/あなたはとても美しい/公の場/奇跡の起こし方/愛の勘違い/スッカラカンのペロンペロン
【ENCORE】
衣食住/猿男
【ENCORE2】
ホープ |
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