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高根山=(151m)

 
静岡
2014.03.06 単独 マイカー  一等三角点(天測点)
コース 駐車場所から往復45分

《 3/6~3/9  4日間で登った山21座 》
高根山(牧之原市)  高草山  高天神山  小笠山  粟ケ岳  城ケ平山  黒岩山  大尾山  菰張山 
神尾山・経塚山  樽山・セド山  白山  春埜山・鳥居沢山  矢倉山  千葉山  高尾山・笠張山  高根山(藤枝市)
  

深夜3時に長野市の自宅を出発。長野自動車道・中央高速・中部縦貫道から国道52号線を南下、新東名新清水ICから再び高速に入り吉田ICを出て一等三角点のある「高根山」へ向かう。

さすがここは茶の国、何と茶畑の多いことか。茶畑の中の狭い道を上がって行く。カーナビを山頂直下にセットしておいたのに、かなり離れたところへ誘導されてしまった。ここはどこだ?カーナビモニターを確認すると高根山が表示されている。進む歩べき方向はわかる。電柱に「高根山登山口」という矢印付の道標も見つかった。すれちがいも不能の狭い農道に、何とか駐車スペースを見つけて出発。

道標に従って茶畑の中の舗装道を上がって行く。やがて「高根山登山口 一等三角点これより500m」の道標があらわれ、ここから雑木の尾根道らしい踏跡へ入る。南から北方向へ進んでいるようだ。勾配もほとんど感じないようなルートで山頂に到着。

鳥居と小祠のある山頂は樹木に囲まれて展望はない。まずは一等三角点を確認。低山ながら一等三角点のうちでも『天測点』という貴重なもの。その天測点について次のように説明書きが立っていた。

静岡県に1カ所しかない天測点とは、

日本の三角点の経緯度は元東京天文台の原点を基準に、三角測量によって相対的に求めていたが測量誤差が生ずる。そこで天文測量といい、恒星による要所要所で子午儀を使って天体観測から絶対位置を求めました。この位置を天測点といいます。1954年から1958年までに35の道府県に48点が設置されました

ちみに、静岡県には、隣県と接しているものも含めて一等三角点は17カ所あります(基点の2カ所はのぞく)。このあと登った高天神山を含めて私の登ったのは14カ所となりました。 

低山ながら一等三角点を確認したことに満足して、次の高草山へと向かう。途中真っ白な衣をまとった富士山が巨大な姿を見せていた。


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