静岡山旅3日目の1座目は春埜町の樽山・セド山。
地図とにらめっこしながら、目的地を慎重にカーナビにセット。川根温泉道の駅から登山口までの道のりはかなり長かった。
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樽山山頂の「地籍標」 |
■【樽 山】
R263からセド山方面への林道を駆け上がって行く。セド山の東側で分岐した道幅の狭い林道へ入る。作業小屋の前を通り越し、この先果たして通行できるのかどうか不安を抱きながら進む。分岐から1キロ余付近へ駐車。適当に右手の尾根へ登り、あとは尾根通しの踏跡を進むとわけなく樽山山頂に達することができた。
最高点の山頂には「地籍三角」の鉄製標識、少し離れて20mほど低い所に三等三角点があることを失念して、そちらは立ち寄らずに下ってきてしまった。
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セド山山頂 |
■【セド山】
樽山への途中で目にした作業小屋の前まで戻り、ここに駐車。
地図を見るとセド山は目と鼻の先である。
作業小屋の西側からセド山へ延びる尾根へと取りつく。すぐに左手足下に茶畑が見えてくる。しばらく登ると朽ちかけたログハウス風の小屋があるが、何の目的で造った小屋だろうか。
小屋の先から広い斜面となり、踏跡も定かではない。帰りに方角を誤らないよう赤テープをつけていく。
間もなく平坦な広いピークとなる。果たしてどこが最高点か識別できない。一叢の常緑雑木林が見える。ここは『感』というやつだ。その常緑林のところで、隙間に目を凝らすと三角点の白い杭が見える。こんなに簡単に見つかるとはラッキー。気分よく三角点標石を写真に納める。三角点のある雑木に一つだけ赤テープを残し、あとはすべて取り外しながら車へと戻った。
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