駐車した変形４差路、大尾山参道の道標がある

静岡山旅２日目の1座目は森町・掛川市境界の黒岩山。

カーナビに導かれて、中西之谷集落から登山口をめざす。このあたりも林道が何本も輻輳、知らない人にはわかりにくい。低山が多く、山頂まで育林が可能なためだろうか。そのため山頂付近まで林道が延びているケースがかなり多いと感じる。

林道の変形４叉路になっているところまで上がって行くと、前方２本に分かれ道に大尾山参道・明ケ島キャンプ場へ案内する道標が立っているが、どちらが大尾山のアプローチに便利かは不明。

黒岩山への道標はないが、この分岐に駐車してまずは黒岩山へ。
カーナビモニター映っている黒岩山の方向を確認して尾根に取りつく。テープなど目印になるようなものは一切ないが、薄い踏跡を追って登って行く。１０数分も歩かないうちにピークに達してしまった。あまりにあっけない山頂。まるで雑木林だ。木の幹に申し訳程度の脱色した赤テープが巻きつけらているのが、かろうじて山頂の印という感じ。
不思議なほどこの山の記憶が残っていない。ほんとうに登ったのだろうかと自分を疑ってしまうほど。

藪の中の黒岩山山頂