UNCLEおじさんの言いたい放題

労働運動

 お彼岸になった途端に秋らしくなって朝晩等かなり冷え込むようになりました。へそを出して寝て、おなかをこわしたり、風邪などひかないよう気をつけましょう。(私のことですが)
 前号はCD 製作途上で労働運動はこれから先どうなるのか?みたいなことを書きましたが、だんだん(?)が現実化してくる様相です。
 筆者の職場でも営業、営業のくり返しコールと強制配転で全員がぎすぎすして働いていますし、おかしいな?と思って反対して立場が悪くなっても周りも組織も助けてくれそうにありま せん。
 雇用の確保という名のもとに何でもまかり通って中身はとっくに民営化といったところでしょうか。
 仕事意外に何の趣味もない人達はどこに捌け口を持っていったらいいのでしょうかね。
 すべてに余裕がなくなってきた時代なんでしょうか?
 幸い私達は音楽運動という捌け口があり、それを色々な人達に広めてきました。
 またそこから派生する色々な仕事、事務処理を第一にして、機関誌・楽譜の発行やCD製作、等々。
 最近はデジタル化してきてコンピューターを使う機会も増えました。フィードバックして仕事でも役立っていますが。
 変わったところではツアー企画なども・・・最近はそれもストレスのもととなっているようですが・・・
 しかし将来を思うと多少心配です。我々はいわゆる団塊の世代で結集しやすかったのですが、数も少なく今のように趣味も多様化している時代はなかなか若い人が続いてきてくれません。
 ここらで本腰を入れて後進を育てないと我々が退職してしまうと急に衰退しかねません。
 昔は運動の志気を鼓舞するために色々な歌が手段として歌われました。そもそも労働組合というものは金さえ払っていればあとは安泰といった保険のようなものではなく、自分達が参加してつくっていくものだと思っています。
 その保険にしても、保険をかけているといってもお金の手当てをしてくれるだけで、病気を防いだり治したりするのはあくまで自分ですが・・・
 一連の運動も最後には人間関係ですから、せっかく音楽を通じてできた仲間達、なんらかのかたちで続けていきたいものです。
 これからますます労働者にとって厳しい時代になるでしょう。
 今度出る懐かしのCDのような歌がまたよく歌われるようになるのでしょうか。
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