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遠島山=とうしまやま(1263m)

岩手県主体に、東北百名山・一等三角点・日本の山1000の中から選定した山を、8日間かけて歩いてきました
束稲山 室根山 氷上山 物見種山 階上岳 折爪岳 稲庭岳 中岳~四角岳 
大白森
 遠島山 和佐羅比山 堺ノ神岳 十ニ神山 鯨山 白見山 六角牛山 石上山 
薬師岳 紫黒森山 兜明神岳 東根山 女神山 真昼岳 薬萊山

岩手県 2006.05.26 単独 マイカー 遠島山 二等三角点 地図 端神南西
コース 2.5合目付近駐車(13.10)---5合目(13.45)---8合目(14.10-14.20)---遠島山(14.25-14.40)---駐車場所(15.30)
遠島山山頂

≪日本の山1000≫

秋田県大白森を登ったあと、遠島山へ移動。移動時間は3時間半、遠かった。

東北自動車道滝沢ICを出て国道4号線、281号線とつなぎ、平庭高原から県道29号(野田山形線)へ入る。内間木洞の道標を右折、道なりに走ると最後の民家を過ぎて『穴っこ広場』となる。広場の右手から林道へ入るとすぐに左手に急勾配で上がって行く。上道幅も狭くひどい悪路、頻繁に繰り返す急カーブを曲がるにも苦労する。
2合目表示を過ぎた先のカーブで駐車可能のスペースがあったのでここから歩くことにした。

かなり勾配のある林道を10数分で二又に分かれる。右手方向は山荘の表示、ここは直進すると遠島山登山道の表示が立っている。登山道と言ってもしばらくは軽自動車が通れるほどの道が4合目表示あたりまでつづき、そこから山道へと入って行く。
林床には見たこともないほどの一面のニリンソウの花、まさに敷き詰めたように見える。その中にはサンカヨウやミヤマエンレイソウの花もたくさん混じっている。

最初のうちはゆったりとした感じて登って行くが、勾配は次第にきつくなってくる。午前中登った大白森はけっこう歩きでがあった。そのあとの遠島山ということでやや足が重い。合目表示を目で追いながら高度を稼いで行く。
ダケカンバや捻じ曲がったブナなどが見えてくると8合目あたり、ここで一息入れてから最後の登りにかかって山頂へ。所要は1時間15分だった。
立派な山頂表示板が設置されている。山頂の様子からは登山者もけっこう多いようだ。三角点の山頂より南へ100メートルほど行った露岩が展望に恵まれていた。波のように重なり合う山々は私には指呼できないが、抜きん出て背の高い岩手山、早池峰山など、それにきれいな三角錐が特徴の姫神山がはっきりとわかった。
この山旅3日目にして始めてすっきりとした展望に恵まれた。

しばらく展望を楽しんでから山頂を後にした。

今夜の寝場所は明日予定の和佐羅比山に都合のよい野田村の「道の駅野田」での車中泊とした。

 
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