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男和佐羅比山=おわさらびやま(814m)
       ~雌和佐羅比山=めわさらびやま(746m)

岩手県主体に、東北百名山・一等三角点・日本の山1000の中から選定した山を、8日間かけて歩いてきました
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岩手県 2006.05.26 単独 マイカー 男和佐羅比山
    一等三角点
地図 玉川北西
コース 和佐羅比峠(4.30)---雌和佐羅比山(4.45)---和佐羅比峠(4.55)---男和佐羅比山(5.25-5.30)---和佐羅比峠(5.55)
雌和佐羅比山山頂 男和佐羅比山一等三角点

≪男和佐羅比山・・・一等三角点≫

前夜は道の駅野田に車中泊、夜明け前に和佐羅比山へ向かう。
道の駅で手に入れた野田村観光案内図が頼りになった。県道29号(野田山形線)を白石峠方面へ向かう。ときどき見える「アジア民族館」の道標に導かれ、やがて29号線と別れて左折、道なりに走ると右手に和佐羅比山への道標がある。右折してさらに進むと二又に分かれる。右が畑集落、左のダートが和佐羅比山への林道となる。ここから長い長い林道を、大丈夫かな?と思えるほど走りつづける。(二又分岐から約9キロ)
上がり着いた峠が和佐羅比峠で、右のピークへ向かうと雌和佐羅比山、左手車道の先が一等三角点の男和佐羅比山である。峠の手前には大きな駐車スペースがあり、ここに車を止めて出発する。

最初は雌和佐羅比山、道ははっきりしているが、あまり歩かれていないのか少々薮っぽい。3種類ほどのツツジの花を見ながら、ようやく夜の明けた中を15分で山頂に到着。ここには三角点はなく赤松の根元に石祠が祀られていた。

峠まで戻り次は男和佐羅比山へ。
山頂まで林道が通じているので車で行けないことはないが、見た感じ悪路が厳しい。時間は十分あるし、歩いて登ることにする。でこぼこした林道はジョギングシューズより登山靴の方がよかった。普通に歩いて30分近くかかったので2キロ前後の林道歩きだったようだ。
山頂にはテレビの中継施設かあり、一段高いピークに一等三角点標石があった。小広い山頂にはベンチも備え付けられ、展望が広がっている。際立つ山は見えないが、穏やかな稜線を見せるのは、このあと登る予定の堺ノ神岳だけだろうか。そして眼下には太平洋が朝日を受けて輝いていた。


次の堺ノ神岳へは、長い林道を戻らずに行きたい。和佐羅比峠まで走ってきた林道をそのま直進すれば県道7号線の上戸鎖へ出られそうな気がするが、通行禁止の道路標識が立っている。ダメだつたら戻ればいい、覚悟の上で上戸鎖方面へ向かった。途中問題になる箇所もなく、10数分で7号線へ出ることが出来て、1時間以上の節約ができた。
 
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