UNCLEおじさんの言いたい放題

お疲れの近畿合宿

 結成前から出張してもう5回目になる近畿合宿に行ってきました。今回はちょうど娘が高校 卒業の年で京都へ合宿に行くと言ったら、ついていくというので家内共々始めて車での参加でした。
 もっとも家族は合宿には参加せず京都市内にホテルをとって専ら観光三昧でしたが・・・
 一番最初はちょうど阪神大震災直後の神戸でカリキュラムに被災地訪問等あって当初からなかなかユニークな合宿です。
 ブロック合宿としての歴史は結構古く古い活動家も多くいます。五年前はちょうど日音協 として関西にも支部を!と話が持ち上がっていた時で県単位が無理なら地方単位でもなんとか、ということで地方支部結成に乗り込みました。
 また、日音協の会員製の際も申込書を持ってなかば強引?に会員登録もしてもらいました。
 関東、東北等に比べるとあまりきちっとした合宿ではありませんが、関西人特有というか、だらだらと流れるなかにも決めるところは決める内容で、過去4回とも音楽祭直前に開催し、音楽祭に備える。といういわば切羽詰まったカリキュラムで今回も音楽祭発表曲2曲のうち、1曲はまだ詩もできていない現状なのに集合状態も悪く本格的に取りかかったのが二日目の午後。
 ところが、そこからが中身の濃い内容であれよあれよといううちに詩も決まりメロもきまり。おまけにアレンジももとからあったようにすぐに出来上がりぎりぎり間に合ったようです。
 でもこれは合宿の時だけの成果ではなく、合宿通信等見てもらえばわかるとおり事前に何回も会合を重ねコミュニケーションをとり、ディスカッションを繰返した結果によるものです。
 曲ができ、歌の練習に入っても初めての曲とはおもえぬほどの歌声も普段から月に一度程度集まっては練習していた成果でしょう。
 もっとも作曲に関しては楽器をあまり使わず歌のみの作曲なので、その独特な歌いまわしとリズム感であとで採譜するのに苦労しましたけど・・・
 日音協のブロック合宿の最大の目的は交流ということになっていますが、あちこちの合宿に参加していますが、この交流という部分については近畿の合宿はさすが関西人の集まりと言える中身で、今回は森林公園のバンガローでの合宿ということもあって食事は全て手作り、場所も練習も創作も食事も宴会も同じ部屋でというものぐさにはうってつけ、よく言うと全て同じ場所と言うことで気持ちの充実を逸らさないうまい方法とも言えます。
 そういう人間臭い中身の一方で機材化もものすごく、毎回立派なPAは設置してありますし、いつも私はノートブックを持っていくのですが、その他に合宿ビデオ製作・編集用のノートブックに音楽製作用のデスクトップが2台。
 もっともミディ等の入出力関係の調整が悪く、あまり役にはたたなかったようですが(笑)
 場所が京都郊外の森林公園とうことで携帯も通じずインターネットもできませんでしたが久々に合宿らしい合宿を過ごしてきました。
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